くるんとカールしたまつ毛は、目元をとても魅力的にしてくれます。ですが、せっかくカールをつけても、「気づくと下がっていた」なんていうことでは、本当にガッカリしてしまいます。
そんな悩みを解決できるのがホットビューラーです。ホットビューラーを使えば、通常のビューラーよりもカールは長持ちし、また、まつ毛が引っ張られて抜けてしまうこともありません。
ただ、上手にくるんとまつ毛をカールさせて長持ちさせるには、ちょっとしたコツがいります。ここでは、ホットビューラーの使い方と使う際の注意点をわかりやすく解説しましょう。
ホットビューラーの使い方のコツは?
通常のビューラーよりもホットビューラーが良いと聞いて使ってみたものの、実際には、上手くまつ毛をカールできないという声が多いようです。
それは、ホットビューラーの使い方が、通常のビューラーとは全く違うからかもしれません。
ですが、ホットビューラーの使い方は難しくありません。コツさえつかめば、とても簡単で便利なものなのです。
まず、動画でその使い方を見てみましょう。
メーカーによって多少の違いはありますが、大きく異なることはありません。
ここでは、ホットビューラーでは一番人気のパナソニック「まつげくるん」とKAI「アイラッシュカーラー」の使い方動画を紹介します。
パナソニック「まつげくるん」の使い方動画
まつげくるん つけまつげ用(EH-SE70)…自まつげもOK
まつげくるん 回転コーム(EH-SE60)
KAI「アイラッシュカーラー」の使い方動画
動画ではわからないコツを紹介
実際の手の動かし方やホットビューラーのあて方などのコツは、動画を見るとよくわかりますが、それに加えて、上手く使いこなすには、さらに4つのコツがあります。
鏡の使い方のコツ
- 手鏡を顔の正面にまっすぐに持つ
- あごを上げて、伏し目がちに鏡を見る
- 伏し目がちのまま、ホットビューラーを使う
鏡と顔の位置が、上手にカールできるかどうかに関わります。
まつ毛の上げ方のコツ
一度にまつ毛全体を上げようとせずに、3つにブロッキングして上げていきます。3回に分けてホットビューラーを使うことで、まつ毛がキレイに上がります。
- まつ毛の中央を上げる
- 目頭を上げる
- 目尻を上げる
カールの作り方のコツ
ホットビューラーは、丁寧に少しずつまつ毛にあてましょう。
- まつ毛の根元に3秒間あてる(秒数はメーカーによって異なることがあります)
- 毛先までゆっくりと形を整える
- 毛先に3秒間あててカールさせる(秒数はメーカーによって異なることがあります)
下まつ毛は、目頭から黒目の外側、黒目の外側から目尻、の2つにブロッキングして、軽く押してカールさせます。
マスカラの塗り方のコツ
自まつ毛にそのままホットビューラーを使用するより、マスカラを塗って少し乾いてから使用する方が、まつ毛はしっかりと上がります。
ただし、マスカラを塗ってからの使用が可能なホットビューラーに限ります。
- ベースになるマスカラを塗る…マスカラ下地やまつげ美容液ならまつ毛を保護できます
- ホットビューラーでカールする
- 仕上げのマスカラを塗る
ホットビューラーを使う際の注意点は?
ホットビューラーは、慣れれば手軽にしっかりとまつ毛をカールすることができる優れものです。
ですが、熱を発する美容家電であるため、注意点もあります。間違った使い方をすると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
カールをつける際の注意点
ホットビューラーのヒーターの熱で、まつ毛が傷んだり、まぶたに火傷をしたりする恐れがあります。もし、肌に触れて熱さを感じた場合には、水で冷やしてください。
まつ毛が基礎化粧品やリキッドファンデーションなどで湿っていると、カールがつきにくくなります。
ホットビューラーを使ってからマスカラをつける場合には、まつ毛の温度が下がってからにしましょう。温かいうちにマスカラをつけると、せっかくのカールがとれてしまいます。
マスカラをつけてからホットビューラーを使う場合には、マスカラが完全に乾いてから使うようにします。乾く前にホットビューラーを使うと、マスカラがとれる場合があります。
ウォータープルーフのマスカラは熱に強く、ホットビューラーとの相性が一番良いといわれています。
ホットビューラーは美しいカールが作れる分、通常のビューラーよりまつ毛を上げるには時間がかかるため、アイメイクには時間的な余裕が必要です。
本体使用上の注意点
電池の消耗が早く、たびたび電池交換をする必要があります。また、充電式の乾電池が使用できないタイプもあります。
ほとんどのホットビューラーは、安全上の問題や故障の原因になるため、水洗いができません。
ですが、使用時にマスカラがついたり詰まったりするために、衛生的にもしっかりしたお手入れが必要です。そのため、細かいお手入れが面倒だと感じてしまうかもしれません。
室温が低い時(15度以下)には、適温になるまでの時間が長くなり、電池寿命も短くなります。また、適温になってもカールがつきにくくなります。
まつ毛ケアの注意点
まつ毛をしっかりと上げたいばかりに、長時間ヒーターをあて続けると、まつ毛は乾燥してしまい、傷みの原因になります。まつげ美容液などを使って、保湿ケアに努めましょう。
ホットビューラーを使う前にまつ毛下地を使用することで、まつ毛の乾燥や傷みを防ぐことができます。まつ毛下地にもなる美容液であれば、申し分ありません。
まとめ
ホットビューラーを上手に使えば、目力をアップすることも、ドールのような目元を演出することも可能です。
また、二重の人だけでなく、奥二重や一重の人でも自由にカールできるから、毎日のアイメイクが楽しくなること間違いなしです。
さぁ、今日からあなたもホットビューラーにチャレンジしてみませんか。そして、くるんとカールしたまつ毛でご機嫌な一日を過ごしましょう。