ビューラーで何回やってもまつげが上がらない!上げる為の方法まとめ

まぶたを触る女性美容

まつ毛がくるんときれいにキープできた日は、それだけでも気分が上がりませんか?でも、朝時間をかけてカールしているのに、なかなか思うようにまつ毛が上がらない、とお悩みの方が多いのではないでしょうか。

あまりグイグイとビューラーを使っていると、まつ毛を傷めそうな気もするし…。まつ毛が抜けてまばらになったらイヤですもんね。

でも、まつ毛が上がらない原因が分かれば大丈夫です。まつ毛を上げるためのコツを知って、まつ毛を傷めることなくキレイに上げてキープする方法をご紹介しましょう。

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まつげが上がらない原因は?

ビューラーを使って何度がんばってまつ毛を上げてもすぐに下がってしまう、その原因は実はこんなにあるんです。

まつ毛が直毛&逆さ

鏡で顔を見る女性

日本人はまつ毛が上がらない!?なんと、元々のまつ毛のカールの角度が欧米人とまったく違うんです。

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  • 日本人:80.9度
  • 欧米人:10.2度
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日本人の8割は逆さまつげだといわれています。それに対して欧米の女性は、ほぼビューラーなんてなくても、最初からカールしてるも同然なんです。私たち日本人は、直毛で逆さに生えているので、それをまぶたの方向へカールさせるというのは元々無理があるということです。

まつ毛が短い

まつ毛が短いと、根元からビューラーでうまく持ち上げることが出来ないので、上がりにくいんです。でも、これも日本人の宿命かもしれません。

欧米人は平均8.1mmなのに対して、日本人は6.8mmしかないんです。直毛な上に短いのでカールしづらいのです。

まつ毛が湿っている

ベースメイクの際に、まつ毛についたものをそのままにしておくと上がりにくくなるんです。

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  • 化粧水などの水分
  • 乳液、クリームなどの油分
  • リキッドファンデーションなどのベースメイク
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まつ毛を上げる前に、軽くティッシュオフするかフェイスパウダーをはたいてしっかり乾かしておくことが大切です。ドライヤーを当ててもいいのですが、その時は冷風で。目の周りをあまり乾燥させたくないので、温風を長く当てるのは避けて下さい。

湿度が高い時などもまつ毛が湿りやすいので、必ず乾かしてからカールしましょう。

まつ毛の栄養不足

まつ毛も「毛」です。髪の毛と同じように、たんぱく質で出来ています。栄養が足りなかったり、乾燥したりすれば当然傷んでしまいます。

付けまつ毛やエクステでまつ毛を酷使している人は、まつ毛自体が傷んでしまってカールしづらくなっているのかもしれません。元々細くてコシのないまつ毛も上がりにくいですね。

まつ毛専用の美容液や育毛剤を使うなどして、まつ毛をきちんと保護してあげましょう。まつ毛を丈夫にすることでカールしやすくなります。

ビューラーのゴムが古くなっている

ビューラーをもつ女性

ビューラーのゴムはどのくらいで交換していますか?だいたい2~3ヶ月に1度くらいは換えた方が良いとされていますが、それはあくまでも目安。

もし使っていて、買ったばかりの時よりもカールがうまく出来なくなったと感じたら、またはゴムに筋が入っていたら、それが替え時です。

ビューラーが汚れている

ビューラーは、使うたびに拭いていますか?ゴムが古くなくても、ビューラーにアイシャドウやマスカラなどの汚れがついている場合、まつ毛をしっかり挟むことが出来ないので上がりにくくなります。

汚れがついていると雑菌の温床にもなりますから、毎回必ず汚れを拭き取って、清潔に使いましょう。

まぶたの厚みでカールできない

一重まぶたの人、もしくは奥二重でまぶたに厚みのある人は、ビューラーを使うのが難しくないでしょうか。まぶたに厚みがあるとどうしてもまつ毛を挟みにくくなりますね。

根元からまつ毛を挟もうとするとうっかりまぶたも一緒に挟んでしまい、痛い思いをしたことがあると思います。そうすると、どうしても根元からしっかりと挟むことが出来ずに、カールがしづらくなりますね。

まぶたを押さえて引き上げるようにすれば少しでもビューラーを根元に近づけることが出来ますよ。

目を見開いているから

ビューラーで挟む時に目を全開にしていませんか?それだとまつ毛を挟みにくいので、根元からしっかりつかむことが出来ません。

ビューラーで挟む時は、少し薄目を開ける程度で十分です。

まぶたとビューラーが合っていない

ビューラー

まぶたにはゆるやかにカーブがついていますね。ビューラーにもカーブがついています。この角度が合わないと、ビューラーでまつ毛を挟もうとした時にうまく挟めないんですね。

ドラッグストアなどで売っているビューラーでは使う前に試すのも難しいかもしれませんが、本当は当てて確かめるのがいいですよ。ビューラーと自分の目の角度が合っているか、ということも意外に大事なポイントです。

ビューラーを持つ角度が間違っている

せっかく自分のまぶたにあるビューラーを見つけても、持つ時に顔に対して斜めに持っているとまつ毛をうまく挟めません。顔に密着するように、まぶたの角度とビューラーの角度を合わせるようにしてもつと根元から挟めるようになりますよ。

マスカラのつけ方が間違っている

マスカラは根元からしっかりと持ち上げるようにしてつけるのが基本です。先端にだけたっぷりつけてしまうと、その重みでまつ毛が下がってきてしまいます

まつ毛を上げる方法は?

まつ毛が上がらない原因はわかりましたね。それではまつ毛を上手に上げるための方法をご紹介しましょう。

まつ毛を上げるビューラーの使い方

ビューラーを持つ女性

ビューラーの使い方次第でまつ毛も上手に上がるんですよ。もしかしたら今までのビューラーの使い方が間違っていただけかもしれません。

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正しい持ち方
  • 利き手で持つこと
  • 親指と中指を輪っかの中に入れて、人差し指で固定すること

ちょっとしたことですが、この持ち方なら安定するのできれいなカールを作りやすくなります。親指と人差し指で持っている人は、ビューラーが不安定なためにまつ毛がうまく挟めていないのかもしれません。

ビューラーを温めてから使う

ホットビューラーがなくても大丈夫。ビューラーをドライヤーで軽く温めてから使いましょう。温めることでまつ毛を上げやすくなります。

ライターで温める人がいるようですが、熱が上がりすぎるのと直接火を使うのはやけどの危険もあるのでやめておきましょう。

3段階に分けて上げる

まつ毛を挟む角度が大事です。顔に対して下記の角度を意識して、3段階で挟んでみて下さい。

  • 根元は30度
  • 中間は45度
  • 毛先は90度

それぞれ5秒キープします。毛先は肘ごと持ち上げるようにして挟むと、うまく角度をつけることが出来ます。

▼▼挟み方のイメージはこの動画で▼▼

力加減も変えます。全体の力を10割としたら、根元は5割、中間は3割、毛先2割くらいの力加減になるようにしましょう。つまり、毛先は顔に対して90度になるようにして、軽く挟めば十分ということです。

小刻みに動かしてカールを作る

角度をつける時は、上に引っ張るのではなくて、手首を返すようにして軽く下に引っ張ると自然なカールを作れます。

▼▼手の動かし方のイメージはこの動画で▼▼

ゴムの部分にコットンを詰める

ゴムの威力を高める裏技です。ビューラーのゴムを1度取り、そこにコットンを少し詰めます。それからゴムをまた戻し、普通にカールすると、ゴムの位置が上がっているのでカールする力がアップするんです。

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ホットビューラーを使う

まつ毛を温めながらカールできるので、きれいに上がります。大事なのは、時間をかけて丁寧にカールさせること。いきなりホットビューラーを使うのではなく、1度ビューラーを使ってまつ毛をカールさせてからホットビューラーを使って形を整えるときれいに仕上がります。

▼▼ホットビューラーの使い方▼▼

方向は根元から毛先に向かって、目の中央、目頭、目尻の3カ所にそれぞれ当ててカールしていきます。大事なのはここで1度にまつ毛を上げようとしないことです。少しずつずらしながら丁寧にカールさせると上手に上げることができますよ。

ただし、まつ毛が傷んでいる人とまつ毛パーマをしている人はNGです。まつ毛パーマは1度でも十分まつ毛に負担がかかっているからです。その状態で毎日ホットビューラーをしたら、まつ毛が傷んでしまいます。

マスカラ下地を使う

綿棒をもつ女性

マスカラ下地には、カールをきれいに作る以外にも、マスカラの付きを良くしたり、まつ毛を保護する働きもあるのでぜひ使ってみて下さい。

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色で選ぶ

色は白や黒、透明などがあります。白は塗ったことがわかりやすくてよいのですが、その後のマスカラがうまくつかないと白地が見えてしまうことがあるので、マスカラを丁寧に塗りましょう。

慣れていない方は、黒や透明の方が目立たなくていいかもしれませんね。ただ、どこに塗ったかわかりにくいので、まんべんなく塗るようにして下さいね。

ブラシ型とコーム型

ブラシ型はマスカラと同じ形、コーム型は櫛形になっています。ブラシ型は使いやすい反面、ちょっとダマになりやすいです。コーム型は1本1本にしっかり塗ることが出来ます。

自分が使いやすい形を選んで下さいね。マスカラ下地は出来ればマスカラと同じメーカーの方がカールの効果は高くなるでしょう。

まつ毛のケアにもなる
まつ毛下地には美容液入りのものやお湯でオフできるまつ毛に優しいものもあります。このような下地を使えばまつ毛のダメージを減らすことが出来るので、カール力も上がってくるでしょう。
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まつ毛を上げるマスカラの塗り方

最後の仕上げのマスカラも、どっぷり塗ってしまってはまつ毛が下がってしまいます。マスカラのついたブラシはティッシュの上で軽く拭いて、余分なマスカラ液を落とすこと。

そしてマスカラで持ち上げるようにして根元から毛先に向かって塗っていくようにします。

▼▼基本の塗り方をマスターしたい人はこの動画▼▼

塗ったら指の腹をまつ毛に当ててカールをキープするといいですよ!

まつ毛パーマをする

メイクを落としてもまつ毛のカールをキープできるので、逆さまつげでどうしても自分では上手にまつ毛を上げられない、という人にはまつ毛パーマという選択肢もあります。

ビューラータイプとロットタイプがありますが、自分の目の形にあった自然なカールを作るならロットタイプの方がおすすめです。まつ毛パーマの持続期間は、個人差はありますが、だいたい1ヶ月くらいです。

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まつ毛パーマのメリット・デメリット

メリットはなんといってもカールの持続力ですね。汗をかいてもカールが落ちることはなく、アイメイクの時間短縮も出来ます。

デメリットはお金がかかることと、まつ毛が傷むこと。まつ毛パーマの料金はピンキリで、数千円のところもあれば1万円くらいするところもあります。料金だけでは腕の善し悪しはわからないので、実際に試してみないとその効果のほどがわかりません。

また、パーマをかけるということは少なからずまつ毛にダメージを与えます。傷みやすくなるので、美容液を使うなどまつ毛の保護にもお金がかかります。

まつ毛パーマの持ちを良くする方法

せっかくお金をかけてパーマをしたのに2週間くらいで落ちてきてしまう、という人もいます。まつ毛パーマを長持ちさせるためのポイントがあります。

  • 濡れたまま放置しないこと
  • ビューラーは使わないこと
  • 美容液でケアをする

少しでもカールが足りない、というとついビューラーを使いたくなりますが、変なくせがついたりまつ毛が抜けることもあるので、ビューラーは使わない方がいいのです。

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まつ毛を健康に保つことも大事

美容液

まつ毛が傷んでいると、どんなに上手にビューラーを使ってもなかなかまつ毛は上がりません。それは、健康でない傷んだ髪がまとまりにくいのと同じことです。

きれいなカールは健康なまつ毛から!まつ毛専用の育毛剤や美容液を使って毎日まつ毛ケアをして下さい。

下がってくるまつ毛をキープさせるには?

せっかく上げたまつ毛が下がってこないように、カール力をキープするコツをご紹介しましょう。

ドライヤーの冷風を使ってカールをキープ

ドライヤー

ビューラー→マスカラ→ホットビューラー→ドライヤーの冷風の順で当てていくと、しっかり形状記憶が出来るので、キープ力が強くなります。

1度熱でカールをし、それを冷ますことでその形が固定されるのです。

カールをキープできるマスカラを選ぶ

せっかく作ったカールを壊さないように、カールをキープできるタイプのマスカラを選びましょう。ボリュームを出すものや長さを出すものだと、重すぎてまつ毛が下がってきてしまうこともあります。

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仕上げにトップコートを使う
マスカラを丁寧に塗った後は、トップコートを塗るとさらにカールをキープする力がアップします。にじみを予防する働きもあるので、メイク崩れも防いでくれます。
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まとめ

顔の印象を大きく左右するアイメイク。まつ毛がしっかり上がっていると、それだけで目は大きく見えますし、顔が明るい印象になりますよね。

ビューラーの使い方や下地を使うことでまつ毛を簡単に上げることが出来る、ということがおわかりいただけたと思います。ビューラーの動かし方なども、少し慣れればすぐにできるようになるでしょう。

ビューラー、マスカラなどを駆使して、思い通りのくるんとしたまつ毛を手に入れて下さいね!