まつ毛パーマはマツエクよりも自然な印象で、日々のメイクを時短できるとあって、ナチュラルメイク派の女性に人気です。
しかし、パーマだとすぐに落ちてしまうのではないかと言う心配の声も多く聞かれます。
実際、生活習慣や手入れの方法によってカールのもちは大きく異なります。せっかくお金をかけて施術するのだから、少しでも長持ちさせたいですよね。
ここでは、まつ毛パーマが1回の施術でどれぐらいもつのかと、理想的な施術の頻度をご紹介します。
また、カールを長持ちさせるためのテクニックもご紹介しますので、まつ毛パーマを検討中の人はぜひ参考にしてください。
さらに、まつ毛パーマ経験者の方に独自調査を行い、カールを長持ちする為に行っていることについて体験談を答えて頂きました。
まつ毛パーマのカールはどれくらいもつの?
専用のパーマ液を使って、地まつ毛をカールさせるまつ毛パーマ。自宅での手入れ次第ではマツエクよりももちが良く、コスパの面でもメリットは多いと言えます。
毛質や手入れの内容によって多少異なりますが、通常1回のパーマ施術で1ヶ月~1ヶ月半もつと言われています。
サロンで指導された手入れを実践して、NG事項を守れば、マツエクよりも長持ちします。
初めてのパーマの際は、まつ毛がパーマ液に慣れていないこともあり、かかりにくかったり、取れやすくなったりすることが多いです。
あまりに早く取れてしまうようなら、サロンに相談をして対応を求めてみましょう。
ちなみにまつ毛パーマ経験者20人の方に、平均どのくらいもつのか聞いてみたところ、下記のような結果となりました。
もっとも多いのが、1ヶ月くらいという方で、その他、早い方で3週間くらい、長い方で2ヶ月くらいと、人によって個人差があるようです。
まつ毛パーマをサロンでしてもらう頻度は?
まつ毛パーマは、時間が経つとカールが取れてきてしまうので定期的に施術を受ける必要があります。頻度は「1ヶ月に1回」など、明確に規定することは難しく、人によって異なります。
目安はカールの8割が元に戻ったら
再施術の目安は、まつ毛のカールが8割以上取れてしまった時期です。
まつ毛が完全に生え変わる周期はだいたい3ヶ月程度なのですが、1ヶ月半ぐらいで8割戻ってしまうと実感する人が多いようです。
生え変わりのペースが遅い人や、自宅で手入れをしっかりとしている人なら2ヶ月以上もつ場合もあります。逆に下記のような場合は、施術から1ヶ月と持たないケースもあります。
- 手入れを全くしない
- 逆さまつ毛
- 頑固な下向きまつ毛
- 初めてのパーマ施術
カールが取れてしまっても再施術まで1ヶ月は空ける
すぐにカールが取れてしまったとしても、まつ毛へのダメージを考えると最低1ヶ月は空けた方がいいと言われています。
目元に使うパーマ液なので刺激は少ないですが、それでもやはり繰り返しパーマ液を使うことでまつ毛は痛んでいきます。
生え変わる前のまつ毛に繰り返しパーマ液をつけると、まつ毛が抜けたり、細くなったりしてしまいます。ダメージを抑えるために、最低1ヶ月は空けるようにしてください。
まつ毛パーマのカールを長持ちさせる方法は?
まつ毛パーマのカールを長持ちさせるには、自宅でのセルフケアが重要です。少しでもカールを長持ちさせるために、下記のことに注意をしましょう。
汗や水に濡れたらこまめに乾かす
洗顔や入浴後はもちろんですが、汗などでまつ毛が濡れた際にもこまめに水分を拭き取ってあげることが重要です。水に濡れたまま放置をすると、パーマが簡単に取れてしまいます。
外出先ではタオルで優しく水分を拭き取り、自宅の場合はドライヤーの冷風で乾かしてあげるのが理想的です。
オイル系の洗顔料は避ける
オイルはパーマ液を溶かしてしまうので厳禁です。また、オイルは必要以上に皮脂を落としてしまうので、まつ毛の乾燥も促します。
乾燥は抜け毛や切れ毛の原因となるので、保湿性の高いオイルフリーのメイク落としや洗顔料を選ぶようにしましょう。
ビューラーは使わない
カールを更に強調するために、まつ毛パーマをかけた上からビューラーを使う人がいますが、ビューラーも厳禁です。
パーマ液でダメージを受けているまつ毛に、更にビューラーで力を加えるとまつ毛は簡単に抜けてしまいます。
まつ毛が抜ければ、カールもどんどん取れていきますので、ビューラーの使用はやめましょう。
マスカラはお湯でオフできるものを使う
目元をゴシゴシと擦る行為もパーマを取れやすくしてしまいます。普段から目をかかないことも大切ですが、クレンジングの際も注意が必要です。
ウォータープルーフのマスカラはクレンジングと馴染ませなくてはいけないので、どうしても目元を擦ってしまいます。
お湯で簡単にオフできるフィルムタイプのマスカラを選ぶようにして、目にかける負担を軽くしてあげましょう。
うつ伏せで眠らない
うつ伏せで眠ると、枕に顔を押し付ける形になり、まつ毛に負担がかかります。枕と擦れてまつ毛が抜けてしまうだけでなく、まつ毛に力が加わって変な癖がついてしまうこともあります。
眠っている最中なので完全にうつ伏せを排除するのは難しいですが、出来る限り仰向けで眠る意識を持ちましょう。
まつ毛美容液の活用
まつ毛美容液で地まつ毛をケアしてあげると、結果的にまつ毛パーマのカールを長持ちさせる効果も期待できます。
まつ毛パーマはエクステと違って、「自分のまつ毛」に癖をつけているので、地まつ毛が健康であればある程パーマの持ちが良くなります。
パーマ液でダメージを受けたまつ毛を放っておけば、抜けたり、切れたり、量が減ったりで、カールが美しく出なくなってしまいます。カールの持続には、地まつ毛のケアが何よりも大切になります。
カールを長持ちさせる為の行っていた事は?【体験談一覧】
まつ毛パーマ経験者の方に、カールを長持ちさせる為に行っていたケアや注意していた事について聞いてみました。
アイメイクを落とすときは、ウォータータイプのクレンジング液をコットンに染みこませ、まつげに負担がかからないよう、丁寧にふき取ったり、シャワーも直接当たらないよう気をつけました。顔を拭くときもゴシゴシこすらず、トントンと。
手間だな…と思われるかもしれませんが、まつげパーマは本当に楽ですし、毎日のスキンケアにプラスするだけでもちは良くなり、習慣化していけると思います。
後はスカルプDのまつ毛の美容液を使った後も、同じ様に乾かしてなるべく濡れた状態が続かない様に気をつけています。
まとめ
まつ毛パーマをかけるとビューラーをする必要がないので、アイメイクの手間を省けるだけでなく、ビューラーで失敗するというリスクも防げます。
しかし、パーマをかけた後に手入れをせずに放っておけば、あっという間にカールは取れてしまいます。
日々の意識やケアは必要ですが、ちょっとしたひと手間で2ヶ月以上も綺麗なカールが持続すると思えば安いものです。
せっかくお金と時間をかけてパーマをかけるのだから、少しでも長持ちするように、正しいケアを心がけていきましょう。