ボディ用ファンデーションでは隠しきれない傷や火傷の跡。見えないように隠したい、水着で海にいったり友達と温泉に行ったりした時にわからないようにしたい、そんなお悩みをお持ちの方にオススメなのがファンデーションテープです。
言われなければテープを貼っているなんて分からないくらい、自然に気になる跡を隠すことが出来ます。
ファンデーションテープの特徴から使い方、オススメ商品などもまとめてご紹介します。
ファンデーションテープとは?
ファンデーションテープは化粧品ではなく、薄い肌色をしたテープのことです。肌に貼付けて使うのですが、テーピングなどと違ってごくごく薄いので、貼っていることも分からないくらいです。
ファンデーションテープとは、ログインマイライフの商標登録された商品となります。
傷などを隠すテープ
ファンデーションテープは、
- 傷跡
- 虫さされ跡
- 火傷跡
- タトゥー
- あざ
- シミ
などを隠すために使われるテープです。
40~50代になると、ちょっとした傷でも消えにくくなったり、顔以外にもシミやアザが増えるなどしてどうにかして見えなくなるようにしたいと思うでしょう。
これまではコンシーラーかボディ用ファンデーションでごまかすしかありませんでした。ちょっとした摩擦で落ちてしまったり、気になる跡を完全に目立たなくするのは難しかったのです。
また、医療用テープなどもありますが、かえって「隠している」感が強くなってしまい、痛々しく見えることもありました。
ファンデーションテープは薄いのに抜群のカバー力で、気になる跡をぱっと見なら全く分からないくらいに隠してくれるのです。
汗や水にも強い
汗や水にも強いウォータープルーフ仕様のものが多く、プールはもちろん、お風呂に入っても大丈夫。友達と温泉に入って、取れてしまう心配もありません。
サイズや色も豊富
サイズも色々あって、標準サイズははがきの半分くらいの大きさのものが多いです。傷跡などはすっぽり隠すことが出来るでしょう。
小さな傷跡隠しには絆創膏サイズを、腕や腰などにある大きめのタトゥーを隠すなら大判タイプを使うなど、隠したいものの大きさに合わせてサイズを選びます。
色はメーカーによりますが、何色か種類があり、肌の色に合わせて選べるようになっています。
服にもつかない
傷跡を隠すには、これまでもボディ用ファンデーションなどがありましたが、ファンデーションはどうしても擦れて服についてしまうことがあるのがデメリットでした。
ファンデーションテープなら服への色移りの心配もないのが大きなメリットです。
持続期間は1週間程度
使う場所にもよりますが、テープを貼ってから数日~1週間程度は持つので、数日の旅行程度だったらまず大丈夫でしょう。
ただし、製品によっては1日使い切りタイプもあるので、確認してから購入するようにしましょう。
ファンデーションテープってどこに売ってるの?
便利なのは分かったけど、どこで売っているのかわからずにお困りの方もいるでしょう。ファンデーションテープはこのようなところで売っています。
インターネット通販
ファンデーションテープの販売はインターネット通販での販売になります。今のところ公式サイトかAmazonなどの通販サイトでの販売です。
実物を見てから買えないのは残念ですが、どの色が合うか試せるように「お試しセット」の取り扱いもあります。
季節によって肌の色合いも変わると思うので、1つそのようなセットがあると便利かもしれません。
その他の傷隠し・タトゥー隠しのテープについて
ファンデーションテープ以外の傷隠し・タトゥー隠しのテープに関しては、インターネット通販以外に以下のような所で販売しているケースもあります。
薬局、ドラッグストア
意識していないとあまり見かけないかもしれませんが、ドラッグストアなどでも置いてあるところがあります。
ただ、医療用の傷隠しテープは割とあるのですが、傷隠し・タトゥー隠しのテープはまだ一般的に浸透していないので、品揃えは正直あまり多くありません。
全国チェーンの大きなドラッグストアでもないと、なかなか置いていないというのが現状です。
雑貨店
ドン・キホーテなどの雑貨店でも取り扱いのある商品があります。
大きな100均などでは類似商品を取り扱っているところもありますが、あまり安いものだとカバー力がなく、かつ落ちやすいので安物買いの銭失いになってしまう可能性があります。
傷隠し・タトゥー隠しのテープでおすすめは?
傷隠し・タトゥー隠しのテープを選ぶ時のポイントやおすすめの商品をご紹介します。
傷隠し・タトゥー隠しテープの選び方
出始め頃は1~2つくらいしかなかった傷隠し・タトゥー隠しのテープも、最近ではずいぶん種類が増えてきました。
傷隠し・タトゥー隠しのテープを選ぶ時にはどんな点を見て選べば良いのか、そのポイントをまとめました。
傷隠し・タトゥー隠しのテープは限りなく自分の肌の色に合うものを選びましょう。
もしサンプルがもらえるならそれで試してみればいいですし、通販で買えるものだとサンプルセットを販売しているところもあります。
いざお出かけの時に貼ろうとしたら色が全く合わなかった!ということにならないように、先に色合わせをしておきましょう。
薄い傷やシミなどは1枚でも隠せるかもしれませんが、タトゥーや濃いアザなどはカバー力の高いものでないとうっすら見えてしまうことがあります。
1枚で隠せるくらいのカバー力があるか、もしくは2枚重ねなどの使い方が出来るのか、重ねて貼った時に厚みが出て不自然にならないか、という点も確認しましょう。
テープは薄いほど自然になじんで目立ちません。また、重ね貼りした時にも厚みが出にくいので、テープと肌の段差が目立たず、自然にカバーできます。
シミやアザ、薄い傷跡などは出来るだけ薄いものを選んだ方が良いでしょう。
一方で、深い傷跡やケロイド状になってしまった火傷跡などは、薄いテープではなかなか隠せません。その場合はタトゥー用や、少し厚みのあるテープの方が凸凹が目立たなくなるでしょう。
隠したい場所がどのくらいの大きさなのかでテープの大きさも変わります。
大きめの傷やタトゥーを隠す時は出来るだけ大きいものを、ワンポイントのタトゥーや手首の傷、シミやアザなどを隠すなら絆創膏くらいの大きさでもいいかもしれません。
大きなテープの場合はそれを切って使えるのか、切れないなら貼る場所の大きさに合うかどうか、サイズをしっかり確認しましょう。
せっかくテープで隠しても汗や皮脂で取れてしまったり、プールやお風呂ではげ落ちてしまっては意味がありません。
防水加工がしっかりされているか、汗をかいても剥がれたりしないか、耐久性についてもしっかり確認しましょう。
傷隠し・タトゥー隠しのテープはボディ専用のものが多いので、顔に使いたい場合は顔用のテープを選びましょう。
顔の肌はデリケートです。ボディ専用のものを顔に使ってしまうと、肌に合わない場合があるので注意してください。
おすすめのボディ用傷隠し・タトゥー隠しのテープ
口コミ評価も高く、人気のある傷隠し・タトゥー隠しのテープを2つご紹介します。
傷隠し・タトゥー隠しのテープといえばこれ、というくらい定番の商品です。元々はリストカットの跡に悩む奥さんのために社長が開発したというテープ。
奥さんと同じように辛い思いをしている人がたくさんいるのでは、という思いから作られたテープなので、本当に目立たない、わからない!と口コミ評価も高いテープです。
半透明の「傷跡隠し用」とカバー力の高い「タトゥー用」があります。
肌に直接触れるものだからと原料から製造販売まで国内生産にこだわっているところもポイントが高いと思います。
色は4色展開、サイズは3つありますが、どれがいいのか分からない人のためにお試しセットも用意されています。
薄さがわずか数ミクロンで、貼っていることすら気にならない極薄の傷隠し・タトゥー隠しのテープです。絆創膏型と丸型があり、色も8色展開なので、自分の肌色にあったものがきっと見つかるでしょう。
転写式なので、貼る時に水でなじませます。落とす時には専用のリムーバーテープが必要です。
貼った直後はややテカリがありますが、8時間くらいすると目立たなくなってきます。ですから出掛ける直前に貼るのではなく、前の晩に準備した方が良さそうです。
8色入りのお試しセットもありますから、それで1度試してみるのをおすすめします。
顔にも使える傷隠し・タトゥー隠しのテープ
顔にできてしまった濃いシミやニキビ跡などを何とかしたい!という時におすすめしたいのはこちらの傷隠し・タトゥー隠しのテープです。
出典:kazki.co.jp
0.005mmという極薄のテープなので、貼っても肌との段差がほとんどありません。
しかも本物の肌のように超微細な凸凹をあえてつけてあるので、テープを貼っている不自然さもないですし、上からメイクをするのももちろんOKです。
しかも、このテープの素晴らしいところは、肌の悩みを隠すだけでなく、肌を持ち上げるようにして貼るとしわやたるみ、ほうれい線まで消してくれるというところでしょう。
医療用テープを採用していますから、肌の弱い方でも安心して使えます。
こちらも顔用のテープですが、ビタミンCやコラーゲンを配合し、紫外線もカットしてくれる、シミ対策も出来てしまうテープです。
0.025mmの薄さで、肌と同じような凸凹をつけることで、メイクをした時にファンデーションがその凸凹に入り自然に見せてくれるのです。
医療用の年弱ジェルを使っているのでかぶれにくく、肌に刺激も与えません。
用途に合わせて、ビューティーテープ(しわ、たるみ)、カバーテープ(シミ、ニキビ跡)、傷用(手術跡など)の3種類が選べます。
代用できるものは?
ファンデーションテープの代わりに使えるものというと、医療用テープかボディ用ファンデーションでしょう。
医療用テープというといかにもテープを貼っているように見えるものが多いのですが、エアウォールUVは紫外線をカットし、傷跡がさらに悪化するのを防ぐために作られたテープです。
0.007mmの極薄シートながら、日焼け止めよりを上回るUVカット効果もあり、上からファンデーションを塗ることも出来ます。
もちろん、防水性にも優れているので汗や水に強いところも嬉しいところです。顔にも体にも使えます。
ロール式なので使いたい大きさに合わせてカットして使うことが出来ます。
傷隠し・タトゥー隠しのテープの使い方は?
傷隠し・タトゥー隠しのテープは気になるところに貼るだけ。使い方も簡単です。
貼る部分の皮脂、汚れをしっかり落とすこと
傷隠し・タトゥー隠しのテープは下準備が大切です。汗や皮脂がついた状態で貼ると耐久性が悪くなりますから、キレイに洗って肌をキレイにしてください。
このひと手間で、シールがしっかり貼り付くようになります。
丁寧に貼る
テープをはがして隠したい部分に貼ります。空気が入り込まないように、上から丁寧に抑えて密着させましょう。
「エアースキン」は、貼ってから水をスプレーなどで吹きかけて密着度を高めます。最後に上のフィルムをはがして完成です。
こちらの動画も参考にしてみてください。
1枚では隠しきれない濃いタトゥーや深い傷跡には2枚重ねをしてみましょう。1枚貼りよりもカバー力は高くなります。
色の種類がいくつかあっても、色白もしくは地黒などでどうしても肌の色と合わない、という場合はどうしても出てくると思います。
そんな時は上からボディ用ファンデーションを薄く塗ると、自然な色合いに調整できるので、テープを貼っていることも分からなくなるでしょう。
顔に貼る時
顔用のテープを使う時は、上からファンデーションを塗ったり、水を含ませたスポンジでトントンと叩くことで、より目立たなくなります。
はがす時
はがし方はメーカーによって違います。そのまま手ではがすか、はがすためのシートを使ってはがす場合があります。
手ではがす場合はテープの密着度が高いので、「はがし始め」を見つけるのが上手にはがすコツです。この辺りに貼った、というところの周辺を絆創膏などの粘着テープを使って「端っこ」を見つけてください。
見つけたらそこからゆっくりはがします。
ものによっては「はがすのが大変だった!」という口コミも見かけるので、はがしやすさも選び方のポイントになるかもしれません。
傷隠し・タトゥー隠しのテープを使う時の注意点
傷隠し・タトゥー隠しのテープを使う時には、以下の点に気をつけてください。
ファンデーションテープのように、品質の高い傷隠し・タトゥー隠しのテープなら、通気性も良く数日貼っていても全く問題はないでしょう。
しかし、長期間同じ場所にテープを貼り続けると肌トラブルを起こす可能性もあります。
なるべく必要のある時に限って使った方が、肌のためには良さそうです。
傷隠し・タトゥー隠しのテープは絆創膏ではありません。傷の治療をするようなものではなく、あくまでも傷を隠すためのものです。
治りかけの傷に貼ることは、傷を悪化させてしまう場合もあるので気をつけてください。また、炎症を起こして化膿しているニキビに貼るのもやめてください。
傷が完治して、乾いている状態で貼るようにしましょう。
まとめ
日本ではスパや温泉など人がたくさん集まる場所では、まだまだタトゥー禁止の場所が多いです。
若気の至りで入れてしまったタトゥーで後悔している人もいると思いますが、ファンデーションテープなどの傷隠し・タトゥー隠しのテープがあれば身体を傷つけることなく隠すことができます。
女性は傷の跡なども人に見られたくないと思うことが多いでしょう。
それもこのテープがあれば、ぱっと見はわからないくらい隠すことが出来ますから、肌を露出する季節も安心して好きなファッションが楽しめるようになるのではないでしょうか。