フルーツにバターをミックスさせたフルーツバターが今人気です。
見た目からして、普通のジャムと変わらないのでは?と思われるかもしれません。
ですが、果肉タップリのジャムに風味が豊かなバターのまろやかさがプラスされて、これまで食べたことがないような美味しさが口の中に広がります。
また、パンやクラッカーにのせるだけと、とってもお手軽なので、バタバタする朝の朝食や子供のおやつなどにもピッタリです。
今回はそんなフルーツバターの作り方、おすすめレシピについてご紹介します。
イチゴのフルーツバター
まずはジャムの定番であるイチゴを使ってフルーツバターを作りたいと思います。
- イチゴ 240g
- 砂糖 120g
- レモン汁 大さじ1と1/2
- ミント 適量
- バニラエッセンス 少々
- 無塩バター 100g
※レモン汁には、ポッカレモン100を使っています。
※無塩バターは、雪印北海道バター(食塩不使用)を使っています。
1.イチゴのヘタを取って、縦→縦→横と8等分くらいに切ります。
2.鍋に1のイチゴと砂糖、レモン汁を混ぜ合わせて30分ほどおきます。
3.2の鍋を中火にかけて、ときどきかき混ぜながら15分ほど煮ます。
※グツグツと煮立ってくるとアクが出てきますので、取り除いてください。
4.弱火にしてゴムへらで、イチゴを押しつぶしてから、ミントとバニラエッセンスを混ぜ合わせてから火を止めます。
5.2cmくらいの角切りにした無塩バターを1切れずつ加えて、溶かし終えれば完成です。
味見をしてみると、直接舐めると甘みが少し強いですが、イチゴの酸味とバターのまろやかさが合わさって、イチゴヨーグルトのような味がしました。
ちょうど子供用にホットケーキミックスが置いてあったので、早速焼いてイチゴのフルーツバターを塗ってみることにしました。
イチゴのフルーツバターだけで食べた時は甘みが強いと思いましたが、ホットケーキにつけて食べると、ほどよい甘みと酸味が合わさって口の中に広がるような感じです。
カフェでデザートを食べているような、ちょっと贅沢なひと時を過ごしたような気分になれました。
バナナのフルーツバター
バナナを使った、ちょっと変わったフルーツバターの作り方をご紹介します。
- バナナ 2本
- 砂糖 100g
- レモン汁 大さじ1
- ラム酒 小さじ1
- 無塩バター 100g
※レモン汁には、ポッカレモン100を使っています。
※無塩バターは、雪印北海道バター(食塩不使用)を使っています。
1.バナナを1cmくらいの輪切りにしてから、レモン汁を振りかけておきます。
2.鍋に砂糖と、水を大さじ1加えて、中火にかけます。
3.ときどきゴムへらで混ぜ合わせ、カラメル色になって煮立ってきましたら、さらに水を大さじ2加えて混ぜ合わせます。
4.鍋に1のバナナを加えて弱火で混ぜ合わせながら5分くらい煮ましたら、火を止めてラム酒を加えます。
5.2cmくらいの角切りにした無塩バターを1切れずつ加えて、溶かし終えれば完成です。
味見をしてみると、バナナの甘味よりもバターのまろやかな味の印象が強く、
クラッカーが残っていたので、上ののせて食べてみることにしました。
クラッカーの塩分と、まろやかなバナナ味のフルーツバターの相性が良く、サクサクとした食感も楽しめて美味しかったです。
まとめ
基本的には、フルーツと砂糖を混ぜ合わせたものを30分ほど置いてから煮込み、無塩バターを溶かすだけです。
さらに、バニラエッセンス、黒コショウなど、フルーツに合わせて相性の良さそうなものでトッピングをすれば、色々な味が楽しめます。
作り方自体は簡単なので、ぜひ試してみてください。
ちなみにアメリカでは、フルーツと砂糖を煮詰めたものがフルーツバターと呼ばれていて、バターは一切入っていないそうです。