京都の嵐山にある嵯峨野トロッコ列車は、特に紅葉や桜の時期に訪れる人々の注目を集める観光地となっています。
予約なしで当日券の購入ができるかは、正直行ってみないと分かりませんが、当日券の販売自体は行っていますので、絶対に乗れないというわけではありません。
そこで今回は、以下の内容をまとめてご紹介していきます。
- 事前の予約なしでも当日に乗れる?
- 当日券の販売場所と販売開始時間は?
- 当日券を高確率で購入するコツ
事前の予約なしでも当日に乗れる?
紅葉や桜のピーク時期には、事前予約はすぐにいっぱいになることがあります。
そして当日券で販売されるのは、以下のチケットになります。
- 当日分のチケット
- 予約のキャンセル分
- 座席のない立ち席
当日に販売されるチケットの詳細について書いていきます。
当日分のチケット
吹き抜けタイプのオープン車両である5号車(リッチ号)は、60人乗りとなっていて、こちらの車両に関しては当日券のみで販売されます。
その日のすべての時間帯分のチケットが、販売開始と同時に公開されるため、午前の早い時間帯から次第に在庫がなくなっていきます。
混雑が予想される桜や紅葉シーズンであれば、2~3時間ですべての時間帯分のチケットが完売している可能性もあります。
なので、時間帯にこだわらないのであれば、午前9時頃に窓口に行けば、夕方の時間帯のチケットを手に入れる可能性はあります。
予約のキャンセル分
普通車両の売れ残り分や、キャンセル分が当日券として売られます。
外国人のキャンセルも多くあるようなので、タイミングによっては期待できるかもしれません。
座席のない立ち席
席に座ることなく車内で立って乗車する形となります。
当日券の販売場所と販売開始時間は?
当日券の販売場所と販売開始時間は、以下のになります。
駅名 | 開始時間 |
トロッコ嵯峨駅 | 8時35分頃 |
トロッコ嵐山駅 | 8時50分頃 |
トロッコ亀岡駅 | 9時10分頃 |
当日分のチケットは先着順で、整理券の配布は行っていません。
桜や紅葉シーズンは、朝7時頃から行列ができていることもあり、少し早めに窓口を開けることもあります。
当日券を高確率で購入するコツ
嵐山のトロッコ列車観光での一般的なルートは、以下の流れが主流です。
↓
トロッコ亀岡駅で下車
↓
保津川を下りながら嵐山に戻る
このため、嵐山から亀岡方面へ移動する人々の数が増え、反対に、亀岡から嵐山や嵯峨駅方面への乗客は減少傾向にあります。
なので、早めにトロッコ亀岡駅でチケット購入して、嵐山や嵯峨駅方面へ向かうルートにすれば、当日券が比較的購入しやすくなります。
保津川下りをしなくても構わないという方は、トロッコ亀岡駅から乗るのをおすすめします。
トロッコ保津峡駅から乗る
トロッコ保津峡駅は、トロッコ亀岡駅とトロッコ嵐山駅の間にある駅です。
山の中の無人駅で、道中はハイキングコースになっているため、JR保津峡駅から歩いていく必要があります。
ただトロッコ保津峡駅から乗る場合は、前売り券がなくても、必ず乗せるというルールになっています。
嵐山駅からだと当日券を購入するのが厳しそうであれば、思い切ってトロッコ保津峡駅からハイキングをしながら乗ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
桜や紅葉シーズンになると、トロッコ列車は予約がいっぱいになり、当日券をお求めになる方も多く、完売になることもあります。
ただ販売開始前から並べば、希望の時間帯以外でもよいのであれば、当日券を購入できるチャンスはありますので、参考にしてみてください。