鉄のフライパンにゴキブリが寄って来る!寄せ付けない5つの対策法

鉄のフライパンにはゴキブリがやって来る!寄せ付けない5つの対策法生活・趣味

鉄製のフライパンは、使用後は洗剤での清掃は避けるのが一般的な管理方法となっています。

ですが夜中に鉄製のフライパンの中に、ゴキブリがいたことがあり、ゾッとしました。

今回は、そのような事態を避けるための対策法をご紹介していきます。

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鉄製のフライパンにはゴキブリが寄ってくる

鉄製のフライパンを手入れする際のルールの中に、以下のようなものがあります。

洗剤の使用を避ける

洗剤を使用すると鉄製のフライパンの油分が落ちてしまい、錆びの原因となります。大抵の汚れは、タワシやブラシ、そして水だけで落とすことができます。

油膜の維持

洗浄後、すぐに乾燥させ、薄く油(例:菜種油やひまわり油など)を塗り、余分な油はキッチンペーパーで拭き取ります。

これらのお手入れをすることで、鉄製のフライパンに油膜ができ、錆びを防ぎ、食材が焦げ付きにくくなります。

つまり錆びを防ぐための対策なのですが、これがゴキブリを集める原因となっています。

油はゴキブリの大好物だった!

ゴキブリは油を好んで食べます。好んで食べる理由はいくつか考えられます。

高エネルギー

油はカロリーが高く、少量で多くのエネルギーを摂取することができます。生存と繁殖のためにはエネルギーが必要であり、油はそれを効率的に提供します。

感知しやすい

油は特有の匂いを持っており、ゴキブリはこの匂いを感知しやすいのかもしれません。

キッチンや食料品の保存場所に残る油分や食べかすは、ゴキブリにとって魅力的な臭いの源となります。

また油を摂取することで、ゴキブリは数日間生き延びることができます。

そのため、キッチンにある鉄製のフライパンについている油を目当てに、ゴキブリが寄ってくるというわけです。

油を頻繁に使用する飲食店、例えば中華料理店、とんかつ店や焼肉店では、ゴキブリが集まりやすいとされています。

ゴキブリを遠ざける鉄製フライパンの5つの対策法

鉄製のフライパンにゴキブリが寄ってこない為の対策法を5つご紹介します。

ビニールや購入時の箱で保存する

鉄製フライパンの表面に残る油を目当てにくるゴキブリを避けるために、フライパンをシンプルにビニール袋に収納します。

ビニール袋をフライパンの上部に被せ、柄をゴムバンドで固定すると、ゴキブリの侵入はほぼ阻止されます。

もしくは、購入時にフライパンについていた箱での保管も良いでしょう。

フライパンの蓋を使用する

鉄フライパンには通常、蓋はついていないことが多いですが、ゴキブリから保護するだけでなく、調理にも便利です。

フライパンを保管する際に、蓋をしておくと、フライパンの内側にゴキブリが入るのを防ぐことができます。

フライパン用のカバーを利用する

ビニールや箱ではデザイン的に物足りない方には、専用のフライパンカバーがオススメです。

これは、アウトドアなどで使われる布製の保護カバーで、家庭での使用も可能です。これにより、ゴキブリはもちろん、ホコリの侵入も防げます。

錆びにくい鉄フライパンを選択する

毎回の洗浄が面倒な場合、錆びにくい鉄フライパンの選択も考慮に入れてみてください。これにより、毎回の手間が大幅に削減されます。

しっかりと洗い、乾燥させてから保管する

ゴキブリを避けるためには、使用後は十分に洗浄して乾燥させることが重要です。

鉄製のフライパンは、適切に手入れしないと錆びるリスクがありますが、洗った後はしっかりと水気を取り除き、軽く火にかけて水分を飛ばせば、錆びることはまずないでしょう。

乾燥させた後に、薄く油を塗る必要もありません。

フライパンを使うときは油ならしが必要

手順1.油を塗る

キッチンペーパーや布で、フライパン全体に薄く食用の油(サラダ油、ひまわり油、菜種油など)を塗ります。特にフライパンの内側を重点的に油で覆うことで、食材がくっつきにくくなります。

手順2.加熱

フライパンを強火にかけ、油が煙を出すまで加熱します。この煙が出ることで、フライパンの表面に油が定着していきます。

手順3.冷却

煙が上がったら、火を止めてフライパンを自然に冷まします。

手順4.余分な油を拭き取る

フライパンが冷めたら、余分な油をキッチンペーパーや布で拭き取ります。

この手順を定期的に行うことで、フライパンの表面がなめらかに保たれ、食材が焦げ付きにくくなります。また、油慣らしを継続的に行うことでフライパンの寿命も延び、長く愛用することができます。

それでもゴキブリがやってくる場合

鉄製のフライパンの対策をしたとしても、恐らくゴキブリ問題自体は解決しないでしょう。

調理中に油が細かく飛び散るため、キッチンの他の部分にも油が付着している可能性があるからです。

まずはキッチンを徹底的に掃除し、ブラックキャップを設置するといった対策も必要です。

また、キッチンの床や配管周りに隙間がないかチェックし、必要に応じて隙間をふさぐ作業も重要です。

以上、鉄製フライパンをゴキブリの侵入から守る方法を解説しました。