icloudメールの利用には、賛否両論の意見があります。
icloudメールは、無料プランでの提供容量は5GBと、他のサービスと比べるとやや少ない印象です。
さらにこの提供容量5GBというのが曲者で、icloudメール以外に他のiCloudサービスとも共有されています。
この影響で、容量がいっぱいになると、メールエラーで送受信ができなくなり、不満に思っているユーザーが多いのです。
iCloudメール アカウントエラーで
メール届かんなった…急になんでやっ— 小春 (@erarist24) August 30, 2023
【メールデータ不足要注意!】
4日に送ったメール1通だけエラーで送れなくてiCloudメールだったかな?っと確認したらまさかの「メールボックス容量不足」が原因でした!これメルマガならまだいいけど、本当に大事な緊急メールとか受け取れない可能性もある。メールボックスの容量チェック大事ですね pic.twitter.com/lGWtBux2Yl— さき@ (@saki0desu) January 6, 2023
一方で、多くのファイルを添付できる点や、広告の表示がないというサービスが魅力だと言われています。
そこで今回は、以下の内容をまとめてご紹介していきます。
- icloudメールを使わないほうがいい理由
- icloudメールとGmailの違い
icloudメールを利用を検討中の方は、この情報が参考になるでしょう。
icloudメールを使わないほうがいい理由
主な問題点として、利用容量が共有されているため、容量が圧迫されていくとメールの送受信に影響が出ることがあります。
iCloud Drive、iCloud PhotosなどのiCloudサービスもこの容量を使用しているため、気にせずに使っていると容量の空きが足りなくなり、メールエラーとなってやり取りができなくなるのです。
特にビジネスで使っている方は、早めに対策しておいた方がいいでしょう。
対策としては、以下の方法があります。
データの管理
画像や動画といったデータを整理すれば、icloudの利用空間が増えます。
しかし、色々なサービスを利用していると、頻繁に整理することになり、手間が掛かります。
追加容量の購入
icloudでは、有料で容量を拡張することが可能です。
容量 | 費用 |
50GB | 130円 |
200GB | 400円 |
2TB | 1300円 |
費用に関しては、月額制になっています。
他のメールサービスへの切り替え
容量制限に悩む場合、他のサービスへの乗り換えも選択肢として考慮するべきです。
icloudメールとGmailの違い
icloudメールと同様のメールサービスとしては、Gmailが挙げられます。
Googleが提供するメールサービスで、Googleアカウントを持っていれば利用できます。
容量、スパムフィルタリング、連携サービスなどが魅力で、複数のアカウントを登録できて、切り替えも簡単です。
icloudメールとGmailを比較してみると、以下のようになります。
icloudメール | Gmail | |
ドメイン | @icloud.com | @gmail.com |
容量 | 5GB | 15GB |
広告表示 | なし | あり |
ウイルス対策 | あり | あり |
添付ファイル | 5GB | 25MB |
二段階認証 | あり | あり |
その他の特徴 | Apple製品(iOSデバイス、Mac)との統合が非常にスムーズ。 | AndroidデバイスやGoogleサービス(Googleカレンダー、Googleドライブなど)との連携が強力。 |
Gmailの広告に関しては、一部のサービス内で表示されますが、受信メール一覧や、メール本文内には広告は表示されませんので、まったく気になりません。
個人的には、使い勝手の良さを含めて、Gmail一択なのかなと思っています。
まとめ
icloudメールの場合、バックアップ機能で容量が圧迫されることが多いので、リスク面を考えてicloudメールは使っていません。
対してGmailは、効率的なメールの分類や強力な検索機能、スパム対策機能も備わつています。
プライベートでの利用はもちろん、特にビジネスで使われる方には、Gmailを利用するのがおすすめです。