酢キャベツの効果/作り方/食べ方/簡単おすすめレシピまとめ

酢キャベツ食事

キャベツを酢に漬け込んだ「酢キャベツ」。名前からして酸っぱそうですが、この酢キャベツがダイエットにいいと今人気を集めています。

同じような酸っぱいキャベツにドイツの保存食「ザワークラウト」がありますが、これは乳酸発酵による酸味。酢キャベツは酢に漬けているのでまったく違う食べ物です。

一時期「キャベツダイエット」が流行りましたが、お酢との相乗効果でダイエット効果や健康効果が高まっているようですよ。作り方も簡単なので、ぜひ試してみて下さい。

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酢キャベツにはどのような効果があるの?

酢キャベツにはキャベツの効果とお酢の効果、両方の働きが期待できます。

美容面で期待できる効果

ガッツポーズの女性

キャベツにどれほどの栄養価があるのか、あまり意識したことはないかもしれませんが、実はとても優秀な野菜だったのです。

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ダイエット効果

キャベツは食べ応えがあるので、たくさん噛むことで食べ過ぎを予防します。食物繊維の働きで満腹感を感じやすいこと、たくさん食べても低カロリーなのでダイエットには最適な食材。ご飯の代わりに食べれば糖質もカットできてダイエット効果が高まります。

また、お酢には糖質の吸収を妨げる働きや内臓脂肪を減少させる効果もあるのだとか。だから酢キャベツはダブルの効果でダイエットに良いとされているのです。

バストアップ効果

キャベツに含まれるボロンと呼ばれるミネラルが女性ホルモンを活性化させる働きがあるそうです。女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を高めるそうで、それによってバストアップ効果が期待されています。

もちろん、キャベツを毎日食べればすぐに胸が大きくなるわけではありませんよ。キャベツだけで大きくなるなら皆とっくに試しているはずです。バストアップには栄養のバランスと血行を良くすることなども必要ですよ。

ただ、キャベツの成分で女性ホルモンの働きをサポートできるということは肌の潤いを保ったり精神的にも安定したりと女性に嬉しい作用が期待できますから、積極的に摂りたいものです。

ビタミンCの美肌効果

キャベツのビタミンCはコラーゲン生成に関わるビタミンです。ビタミンCが不足するとコラーゲンをうまく作れずに肌の弾力が失われてしまいます。

キャベツの葉2〜3枚分で1日の摂取目安量は確保できますが、生だと結構な量になりますよね。酢キャベツはしんなりしているので量もたっぷり摂れるのがポイントです。また抗酸化作用によってシミやシワを予防する効果も期待できます。

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健康面で期待できる効果

健康な女性

酢キャベツにはなんとがんを予防する働きもあるといわれています。美容効果だけでなく、健康にはどのような効果があるのかをみていきましょう。

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胃腸の働きを良くする

キャベツにはビタミンUという成分が含まれていますが、これは別名「キャベジン」といいます。そうです、胃腸薬で有名な名前ですね。正式なビタミン類ではなく、ビタミン様物質(ビタミンに似た物質)に分類されています。

  • 胃酸の分泌を抑える
  • 胃の粘膜を保護する
  • たんぱく質の合成に不可欠な核酸を作る

などの効果があり、胃腸を保護して胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防する効果が期待されています。

肝臓の働きを強くする
キャベツのキャベジンとスルフォラファン、この2つの成分が肝臓ガンを予防する効果があるのでは、と期待されています。
疲労回復効果
お酢の酢酸、クエン酸の効果によってエネルギー効率が良くなり、疲労回復効果が高まります。
胃もたれ、胃酸過多の軽減
キャベツには消化酵素のジアスターゼが含まれています。大根おろしにも含まれている成分で、胃での消化を助けてくれますから、胸やけ、胃もたれ、胃酸過多などに効果があります。
アレルギー症状の緩和
キャベツのキャベジンにはヒスタミンを抑える働きがあるとされていて、アトピー性皮膚炎や花粉症、喘息などのアレルギー症状を緩和する効果が期待されています。
[surfing_su_box_ex title=”キャベツ以外はダメなの?” box_color=”#3ca432″]適度な歯ごたえがあり、味にくせがなく、低カロリー。

この条件を満たす野菜なら他のものでも良いのですが、ダイエット向きの栄養素、また、手頃な価格などを考えるとキャベツが一番適しているでしょう。[/surfing_su_box_ex] [/surfing_su_note_ex]

酢キャベツの作り方は?

それでは早速酢キャベツを作ってみましょう!

基本の酢キャベツの作り方

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材料

酢キャベツの材料

  • キャベツ 1/4個
  • 酢 100~150ml

作り方

1.キャベツは洗ってよく水気を切ります。

2.千切りにします。

千切りキャベツ

3.ジップロックまたは保存瓶にキャベツを入れ、キャベツがかぶるくらいにお酢を入れます。

ジップロックに酢とキャベツを入れている様子

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冷蔵庫で保存し、1週間~10日ほどで食べごろになります。保存期間は2~3週間くらいです。

酢キャベツの完成

キャベツは千切りでなく、太めに切ったり4~5センチ角に切ったりすると食感が変わって違った味わいになります。色々試してみて下さい。

酢キャベツのアレンジ

冷やし中華

基本の酢キャベツにちょっと手を加えて、ひと味違う酢キャベツも楽しんでみましょう。

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紫キャベツを使う
普通のキャベツも良いですが、紫キャベツなら栄養価も高くなります。紫色はポリフェノールのアントシアニン。ブルーベリーなどにも入っていますね。抗酸化作用が高く、活性酸素を除去してくれます。
スパイスを入れる

ローリエ、黒粒こしょう、ショウガ、唐辛子、粒マスタードなどのスパイスを加えて漬けてみましょう。ピリッとしたアクセントになって香りも良くなります。

スパイス類は身体を温める効果があるので、血行が良くなって脂肪燃焼にも役立つかもしれません。

お酢を変えてみる

キャベツを漬け込むお酢にも一工夫。黒酢を使うとアミノ酸もたっぷりで疲労回復効果も高くなります

バルサミコ酢を加えるとちょっとフルーティーな酢キャベツになります。リンゴ酢などのフルーツ酢は香りもマイルドで食べやすいかもしれませんね。

[/surfing_su_note_ex] [surfing_su_box_ex title=”酸っぱすぎた場合は?” box_color=”#0579b7″]お酢だけでは酸っぱすぎて食べられない!という人は甘酢漬けにしてみましょう。お茶請けにも箸休めにもなり、食べやすくなりますよ。大さじ2くらいの砂糖を加えて下さい。[/surfing_su_box_ex]

酢キャベツの食べ方は?

特に食べ方に決まりはありません。飽きずに続けられる酢キャベツの食べ方をご紹介しましょう。

そのまま食べる

酢キャベツのサラダ

酸っぱいのが大丈夫な人はそのまま食べましょう。食事の前に食べてもいいですし、置き換えダイエットとしてご飯の代わりにお茶碗1杯食べるのもOKです。よく噛んで食べることで満腹中枢を刺激するので、自然と食欲を抑えられます。

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サラダに入れる
酸味があるのでドレッシング代わりに使うことも出来ます。適当に切った野菜の上に酢キャベツとオリーブオイルをかけて混ぜてみてください。隠し味に砂糖をひとつまみ入れると酸味が和らぎます
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加熱する

酢キャベツのもやしスープ

酸っぱいのが苦手な方は、加熱するとお酢の酸味が和らいで食べやすくなります。キャベツの甘味の出るので、煮込み料理に使うのもおすすめです。

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スープに入れる
煮汁に溶け込んだビタミン類も余すことなくとれるので、具材の一つとしてスープに入れるのもおすすめです。他の野菜やトマト缶と煮込めばミネストローネになりますし、肉類を加えればそれだけで栄養たっぷりの立派な食事なりますね。
ザワークラウト風に
ザワークラウト風にベーコンやウインナーと一緒に煮込んで、粒マスタードを添えて食べましょう。パンに合うレシピです。
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余ったお酢の利用法

キャベツのエキスも出ているお酢は捨ててしまったらもったいないです。水やお湯で割ってドリンクとして飲みましょう。酸っぱいのが気になる時ははちみつを入れてもいいでしょう。

普通にお酢としても使えるので、酢の物やドレッシングの材料として使うのもいいですね。

まとめ

いかがでしたか?キャベツをお酢に漬けるだけの簡単レシピ。アレンジも色々出来ますし、美容にも健康にも嬉しいメニューです。

お財布にも優しい酢キャベツで美味しく健康になりませんか。