敏感肌の方は日焼け止めを選ぶのにも苦労されると思います。紫外線はカットしたいけれど、肌が荒れないように優しいものを選びたい。
そんな方におすすめなのがノブの日焼け止めです。
なぜノブの日焼け止めが敏感肌によいといわれているのか、口コミでの評価はどうなのかなど、ノブのオススメポイントについてまとめました。
ノブの日焼け止めはなぜ敏感肌によいの?
ノブは1985年からスタートしたブランドです。肌の弱い方でも使えるような優しい化粧品作りを目指して、臨床皮膚医学に基づき研究が行われてきました。
大学との共同研究も行い、敏感肌やアトピー肌の方でも使えるよう、徹底的に原料にもこだわって作られているのです。
全品紫外線吸収剤不使用
紫外線吸収剤は肌の上で紫外線を吸収し、それを熱エネルギーに変えて放出することで日焼け止めとしての効果を発揮します。
ところが肌の上で起こるこの化学反応が、敏感肌には大きな刺激となってしまうため、肌にはあまり良くない成分なのです。
ノブの日焼け止めはすべての製品に紫外線吸収剤を使わず、紫外線散乱剤を使用しています。紫外線散乱剤は紫外線を吸収するのではなくはじき返すだけなので、敏感肌の方でも安心して使えます。
紫外線散乱剤を使うと肌には優しいというメリットがあるのですが、白浮きしやすいというデメリットもありました。
ノブの日焼け止めはその点をクリアしており、伸びが良く白くなりにくい処方となっています。
落としやすい
日焼け止めの中には専用のクレンジングを使わないと落とせない強力なものもあります。しかし、敏感肌にはそのクレンジングさえ刺激になってしまうことがあります。
ですから、落としやすいかどうかということも大事なポイント。ローションタイプは石けんで落とせますし、ミルクタイプならお湯だけでも落とすことが出来るんです。
日焼け止めを落とすときの摩擦が少なくなるので、肌に優しい日焼け止めなのです。
余計なものが入っていない
無香料、無着色で低刺激性を追求しています。
抗炎症成分が配合されている
抗炎症成分であるグリチルリチン酸2Kが配合されています。この成分は敏感肌用の化粧品によく使われ、化粧品の他の成分による肌の炎症を抑えます。
各種テスト済み
パッチテスト、アレルギーテスト、光アレルギーテスト、ノンコメドジェニックテストなど、各種のテストを実施。とことん敏感肌のことを考えた日焼け止めなのです。
ノブの日焼け止めでミルクとクリームとローションの違いは?
ノブの日焼け止めにはテクスチャーの違いで3つのタイプがあります。それぞれ特徴が違うので、使うシーンや使用感の好みによって選ぶとよいでしょう。
ミルクタイプの特徴
「ノブUVミルクEX」は、つけ心地が軽く、いかにも「日焼け止め」というべたつき感が苦手な方におすすめです。
お湯でも落とせるので、お子さんと一緒に使うのもいいでしょう。日常使いにおすすめのタイプです。ジェルのようなみずみずしさで、顔だけでなく全身に使えます。
- SPF32
- PA+++
身体に塗るときは直接肌の上に線状に出し、優しく塗り広げます。顔に塗るときは500円玉大くらいが適当です。もちろん化粧下地としても使えます。
クリームタイプの特徴
敏感肌でも夏のレジャーを楽しみたい!出来るだけSPFは高く、でも肌にやさしいものを使いたい、という人におすすめなのが「ノブUVシールドEX」です。
ウォータープルーフタイプなので汗や水にも強いのです。それでいて石けんで落とせるというところが魅力です。
クリームタイプはしっとりしていて保湿効果も高いので肌の乾燥が気になる方にも良いでしょう。どちらかというと、身体よりは顔の日焼け止めとして使うのに向いているテクスチャーです。
敏感肌でも使えるウォータープルーフタイプは少ないですが、これなら海や山での強い紫外線もしっかりカットしてくれます。
- SPF50+
- PA++++
顔に使うときはパール粒大2個分の量を使ってください。身体に使うときは手の平の大きさに対してパール粒大が適当です。
ローションタイプの特徴
さらっとしているローションタイプなのにウォータープルーフなんです。汗をかきやすい人はさっぱりした日焼け止めの方がいいと思いますが、汗で落ちてしまっては効果も半減。
でもこのローションタイプならさらっとしているのに汗にも強い。しかも、石けんで落とせます。伸びが良くて塗りやすいので、顔だけでなく全身に使いたい人にもおすすめです。
- SPF32
- PA+++
顔に使う時には100円硬貨2個分の量を使ってください。身体に使うときは、手の平の大きさに対して100円玉硬貨大が適当です。
ノブの日焼け止めの口コミで敏感肌に対する評判は?
それでは実際に使ってみた人の感想はどうでしょうか。口コミからノブの日焼け止めのメリット、デメリットなどを見てみたいと思います。
良い口コミ
やはり敏感肌の方にはとても適した日焼け止めのようです。
- 紫外線吸収剤が入っていないので肌にやさしい、荒れない
- 皮膚科で勧められて使ったが、何の問題も起きなかった
- かぶれ、かゆみもでない
これまで色々な日焼け止めを使って、なかなか合うものが見つからなかったという人でも、肌への刺激は本当になかった、問題なく使えたという声が多かったです。
- 本当に白浮きしない
- 伸びが良くて使いやすい
- さらっとしていて使いやすい
顔も身体も、どちらも伸びが良くて使いやすいという口コミが多かったです。
敏感肌ですと紫外線吸収剤は使いたくない人が多いですが、紫外線散乱剤を使用したものは白浮きしやすいというデメリットがあります。ノブはそれも気にならないようです。
自然な白さでかえって肌がワントーン明るくなった感じがする、という声も多くありました。
- 本当にお湯で落ちるのでメイクをしない日はこれだけで済む
- メイクが軽めなら石けんでも落ちる
やはり敏感肌の方は極力クレンジングをしたくない、という方が多いので、本当にお湯で落ちるのか?石けんで落とせるのか?というところを重視している方が多かったです。
肌に優しい洗顔料や固形石鹸だけで落とせるので楽だと、落としやすさは高評価でした。
いまいちな口コミ
一方で、あまり効果を実感できなかったという口コミもありました。
- 下地としての効果が薄い、カバー力がない
- ファンデが厚塗りに見える
- ファンデがよれる
「下地としても使える」とありますが、使うファンデの種類によっては少し相性が良くないものもあるようです。
日焼け止め特有のモロモロが出てくることはないようですが、メイクのノリが悪いと感じている方もいます。パウダータイプよりはリキッドタイプの方が相性が良いようなので、ファンデを変えてみるのも一つの方法です。
- メイクをしていれば当然お湯だけでは落ちない
- 水が冷たいと落ちない
落としやすかった、という声が多い一方で、落ちにくいと感じた人も。日焼け止めだけならお湯で落ちるかもしれませんが、その上からしっかりメイクをしてしまうとやはりお湯だけでは落ちにくいようです。
当然といえば当然ですが、その際はやはりクレンジングを使った方がいいでしょう。また、冷たすぎる水では落ちにくいので、体温よりやや低いくらいのぬるま湯で洗うことをおすすめします。
- 肌が乾燥する
- あごにプツプツが出来た
- ニキビが出来てしまった
各種テスト済みと入っても、100%何も起きないということではないので、やはりトラブルが起きてしまう方も若干います。
その際は残念ですが、肌に合わなかったということで使用を中止した方が良いでしょう。
- 日焼け止め特有の臭いが気になる
これは無香料ゆえの評価かもしれませんが、臭いの感じ方は個人差があるので、全く気にならないという声がある一方で、臭いが好きになれなかったという方もいました。
総合的な評価
敏感肌に優しい、という点を追求した日焼け止めなので、たしかに肌荒れやトラブルなどは起きにくいようです。これまでなかなか自分に合う日焼け止めが見つからなかったという肌の弱い方でも使えそうです。
ただ、例えばメイクの下地も兼ねて欲しい、ファンデーションをキレイに見せたい、となると少し物足りなさを感じている方が多いようです。
その場合は、ノブの日焼け止めを塗った後で、カバー力の高い化粧下地を塗ってからメイクをすることをおすすめします。
また、敏感肌には良いけれど、肌の乾燥具合によっては保湿力がもう少し欲しいかもしれません。
敏感肌+乾燥肌の方は、日焼け止めを塗る前のスキンケアでしっかり保湿をしておけば、この点はカバーできるでしょう。
ノブとキュレルの日焼け止めで敏感肌にお薦めなのは?
敏感肌用のスキンケアというとキュレルも人気ですね。敏感肌にはどちらがおすすめなのでしょうか。
キュレルの日焼け止めの特徴
キュレルも乾燥性敏感肌を考えたメーカーですから、敏感肌用の日焼け止めが揃っています。
角質層の潤い成分であるセラミドを配合しています。肌のバリア機能を高め、外部刺激から肌を守ります。
植物由来の消炎剤を配合しているので、日焼け後のほてりも防いでくれます。
これはノブと同じですが、無香料、無着色、エチルアルコールフリー、紫外線吸収剤無配合で、低刺激性の日焼け止めとなっています。
- ローションタイプ(SPF50+、PA+++)
- エッセンスタイプ(SPF30、PA+++)
- ミルクタイプ(SPF30、PA++)
- クリームタイプ(SPF30、PA++)
この4つが揃っています。テクスチャーの好みで選ぶと良いでしょう。
ノブとの比較
キュレルは「乾燥性敏感肌」を考えた製品なので、敏感肌であるだけでなく乾燥もひどい方はキュレルの方が向いているかもしれません。
ウォータープルーフなら
敏感ではあるけれどそれほどひどい乾燥ではない方、敏感肌でもウォータープルーフタイプの日焼け止めを使いたい方はノブの日焼け止めがおすすめです。
キュレルはウォータープルーフではないので2~3時間おきに塗り直しが必要です。
落としやすさで選ぶなら
キュレルは基本的にクレンジングが必要です。落としやすさを求める方もノブの方がいいでしょう。
口コミ評価をみると、キュレルはかなり落ちにくく、使用感が良くないと感じる人が多いようです。
価格で選ぶなら
キュレル | ノブ | |
ローションタイプ | 60ml 1,620円 | 35ml 2,160円 |
クリームタイプ | 30g 1,620円 | 30g 2,700円 |
ミルクタイプ | 30ml 1,620円 | 35g 1,898円 |
※Amazonでの価格
コスパを考えるとキュレルの方がお買い得価格かもしれません。
まとめ
これまで敏感肌だと、SPFの高いものやウォータープルーフなどはなかなか使えなかったと思います。それを使えるようにしたのがノブの日焼け止めです。
テクスチャーも色々あるので、顔にはしっとりしたクリームタイプ、身体に塗りやすいローションタイプなど、使い分けをするのもいいでしょう。
ノブの日焼け止めで肌トラブルを起こすことなく、夏でも紫外線を気にすることなく、海や山のレジャーを楽しんでください。
下記のページでは、敏感肌にも使える日焼け止めについて、目的別にランキング形式にしてご紹介していますので、ぜひご覧ください。