ニベアといえば、お手頃価格でお肌をしっかり保湿してくれる青缶が有名ですね。そんなニベアのシリーズに、ニベアソフトがあることをご存知でしょうか。
ニベア青缶とニベアソフト、それぞれの違いをおさえ、シーンによって使い分けるのがおすすめです。
ニベアソフトと青缶との違いは?
いちばんの違いはテクスチャーです。ニベア青缶がしっとりと伸びないのに対し、ニベアソフトはさらりとした感触でよく伸びます。
テクスチャー
ニベア青缶に比べてニベアソフトは伸びがよく、肌へ馴染みやすくなっています。少量で肌全体に馴染ませることができるので、オイリー肌の方にもぴったりです。
ニベア青缶がしっかりめのクリームであるのに対し、ニベアソフトは乳液に近い感覚ですね。
香り
使用時には香りを感じるニベア青缶ですが、肌に馴染むと香りは残りません。それに比べ、ニベアソフトはつけた後も香りがしっかり残っています。
ニベアらしい香りを柔らかくした、上品な香りです。匂いに関しては個人的な好みが大きいところですので、店頭のテスターなどでぜひお試しください。
成分
ニベア青缶とニベアソフトの成分を比べてみると、水、ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン以外は異なる成分で作られています。
ニベア青缶のほうが保湿や油分の成分が多いのに比べ、ニベアソフトは浸透しやすくなる成分や、肌への感触をよくする成分が多く含まれています。そうした成分の違いがテクスチャーの違いに表れていますね。
水、 ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、ミリスチルアルコール、BG、エタノール、ステアリン酸、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸グリセリル、水添 ココグリセリル、ホホバ種子油、酢酸トコフェロール、ジメチコン、カプリン酸ポリグリセリル-2、カルボマー、ラノリンアルコール、水酸化Na、フェノキ シエタノール、香料
水、 ミネラルオイル、ワセリン、グリセリン、水添ポリイソブテン、シクロメチコン、マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール、パラフィン、スクワラ ン、ホホバ油、オレイン酸デシル、オクチルドデカノール、ジステアリン酸Al、ステアリン酸Mg、硫酸Mg、クエン酸、安息香酸Na、香料
より細かい成分の違いを知りたい方は、以下の成分を参考に成分辞典で調べてみてください。
ニベアソフトを使うことで期待できる効果は?
保湿効果
ニベアシリーズ共通の効果、保湿です。青缶に比べるとさらりとしているため、保湿効果は期待できないのでは?と思ってしまいがちですが、ニベアソフトもしっかりと保湿してくれます。
洗顔後や就寝前に軽く塗っておくことで乾燥を防ぎ、肌をもっちりとした感触にしてくれます。乾燥肌の方や、水分不足で乾燥が気になるときにぜひ使ってみてくださいね。
毛穴や肌荒れをカバー
毛穴が目立つ原因は乾燥であるため、保湿効果によって毛穴も目立ちにくくなります。また、ニベアソフトにはホホバ種子油が含まれているため、肌荒れを徐々に緩和してくれます。
ホホバ種子油が持つ手荒れやひび割れへの効果が、肌トラブルにも役立ってくれるということですね。
肌への負担軽減
メイク落としや化粧下地として使うことで、肌への負担を減らすことができます。
普段、何気なく使っているメイク落としですが、肌に必要な油分まで落としてしまっていることがほとんどです。ニベアソフトであればウォーターベースなので化粧にも馴染みやすく、必要な油分まで落とすことがありません。
また、化粧下地もニベアソフトにすることで、保湿成分が肌をカバーし、肌への負担を軽くしてくれます。
ヘアケアにも効果あり
ニベアソフトを適量、髪全体につけることで、乾燥を抑えてしっとりするようになります。べたつかないニベアソフトの性質が、髪に程よい潤いを与えてまとまりやすくなるため、ヘアケア剤としても代用できますね。
その他
リキッドファンデーションと混ぜることで化粧のりがよくなったり、アイラインが失敗した際に綿棒につけることで簡単に修正できたり、洗い流すパックとして代用することで肌のくすみをなくしたりと、使い方次第で様々な効果を得られます。
ニベアソフトで日焼け対策はできるの?
美容効果の高いニベアソフトですが、日焼け対策もできれば嬉しいですね。しかし実際には、日焼け止め等の効果は持っていません。ニベアソフトの成分は、あくまで保湿がメインでその他は肌荒れを抑える程度です。
肌をみずみずしく保ってくれますが、日焼け対策は日焼け止めやUV対策のファンデーションを使うほうがいいでしょう。ニベアシリーズにも日焼け止めがありますので、シリーズであわせて使うのがおすすめです。
日焼け対策は別のものでしっかりと
ニベア青缶やニベアソフトには日焼け対策の効果はありません。日焼け対策は、専用の日焼け止めを使用したり、帽子や日傘を使うなどして対策を行いましょう。
日焼け止め自体には肌を保護する効果はありませんので、ニベアソフトで肌を保護したあとに日焼け止めを塗るのが肌への負担を軽くできておすすめです。
ニベアは日焼けしやすいという噂
過去には、ニベアを塗ることでかえって日に焼けやすくなってしまうという噂がありました。昔の化粧品は今よりも酸化しやすかったことや、技術が未発達であったことなどから油焼けを起こしてしまい、日焼けにつながったのだと考えられています。
現在では化粧品の開発技術も進み、成分も異なっているため、油焼けが起こることはありません。安心して日中でもニベアシリーズを使っていきましょう。
まとめ
テクスチャー以外にも細かな違いがある、ニベア青缶とニベアソフト。乾燥しやすい時期には青缶でしっかりと保湿し、汗ばみやすい時期にはニベアソフトでさらりと保湿するのがおすすめの使い方です。
その他にも、洗い流すパックには青缶を使いしっかりと保湿パックし、メイク落としには馴染みやすく落ちやすいニベアソフトを、といった使い分けを行うことで、肌への負担を減らすことができます。
自分の肌に合った使い方を探して、ニベアシリーズでお肌を美しく保っていきましょう。