口が臭いと思われたくない!自分で口臭をチェックする方法12選

口が臭い女性生活・趣味

自分ではなかなか気づきにくい口臭。人に指摘される前に自分でチェックして防ぎたいですが、口の中の臭いは自分で嗅ぐのは難しいものです。

そこで今回は、自分で口臭をチェックする方法をどこよりも詳しくご紹介します。心配な方はぜひセルフチェックをしてみてください。

スポンサーリンク

自分で口臭をチェックする方法は?

自分の手で口を覆って息を吐いてみても、空気が混ざってしまうのでなかなか臭いが分かりづらいものです。どうすれば自分の口の中の臭いを知ることが出来るのでしょうか。

口臭を自分でチェックするための12の方法をご紹介しましょう。確実に臭いをチェックするために、いくつか組み合わせやってみてください。

1.ビニール袋に息を吐いてみる

ビニール袋

手の平に息を吐いても漏れてしまうので、ビニール袋を使ってチェックします。

[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]
  1. 小さめのビニール袋を空気が入っていな状態にしぼませて、その中に息を吐き、すぐに口を閉じます。
  2. 30秒待って、その袋の中の臭いを嗅いでみます。
[/surfing_su_note_ex]

口臭が分かりやすいように、あまりビニールの臭いがしないような袋を選ぶのがポイントです。

2.コップに息を吐く

ビニール袋がない時はコップを使ってチェックしてみましょう。小さめのコップの方が空気と混ざりにくく、口臭が分かりやすいです。

[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]
  1. コップの中に息を吐き、すぐに蓋をします。
  2. 1度深呼吸をしてからコップの中に鼻を入れて臭いを確認します。
[/surfing_su_note_ex]

この時に少しでも臭いがあれば口臭がある、ということです。

3.マスクを使ってチェック

マスクをしている女性

空気と混ざりやすい方法ではありますが、マスクを使っても口臭チェックをすることが出来ます。

[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]
  1. 口から鼻まで覆うことが出来る大きめのマスクを用意します。鼻の上と顎の部分としっかり覆うようにしてください。
  2. マスクをつけてゆっくりと口から息を吐きます。
  3. そして鼻から息を吸います。
[/surfing_su_note_ex]

これを何度か繰り返して、息が臭うかどうかチェックしてみてください。1~2回だと分からないかもしれませんので、1分間くらいゆっくり「口で吐く」「鼻で吸う」を繰り返して臭いを確認しましょう。

香りつきのマスクだと臭いが分からないので、普通の無臭のマスクを使ってください。

4.唾液の臭いをチェック

唾液は体調によっても変化しやすいものです。口の中に雑菌が繁殖していると臭いが強くなるので、唾液の臭いも確かめてみましょう。

[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]
  1. 唾液を少し指でとって手の甲など肌にこすりつけてみます。
  2. 乾燥したら臭いを確かめます。
[/surfing_su_note_ex]

口臭があれば、この唾液も臭います。臭いの程度は色々ですが、「くさい」と感じるなら口臭があるということでしょう。

「手の甲を舐める」という方法もよく紹介されていますが、これと同じです。衛生面での心配もありますから、いずれにしても手を良く洗ってから行ってください。

5.唾液の味を確かめる

唾液の味もチェックしてみてください。普段はあまり意識していないと思いますが、口臭がある時は唾液の味にも変化が出ます。唾液が苦い、酸っぱいと感じる時は口の中で雑菌が繁殖して酸性になっていることが考えられます。

これは唾液の分泌が少ない時に起こりやすいので、こまめに水分を摂ったり、口呼吸にならないように気をつけるなどしてください。

6.歯ブラシやデンタルフロスのにおいを嗅ぐ

歯間ブラシ

どんなに丁寧に歯を磨いていても、少なからず歯垢(プラーク)はつくものです。口の中の食べカスなどを餌にして雑菌がどんどん繁殖していますから、これが臭いの原因になっていることも多いのです。

歯の間を磨いた時の歯ブラシやデンタルフロスの臭いが気になる時は口臭が発生している可能性が高いです。奥歯は特に歯垢がたまりやすいところですから、歯磨き後にデンタルフロスで念入りに汚れを落とすことで口臭の予防につながります。

7.口臭チェッカーを使う

口臭をチェックするための口臭チェッカーというものがあります。センサーに息を吹きかけて臭いのレベルを測定してくれます。メーカーによって判定の基準が若干違うようですが、臭いを客観的に測定してくれるので一応の目安になります。

というのも、嗅覚というのは麻痺しやすく、特に自分の臭いだと慣れてしまって分からなくなる場合があるからです。機械の判定であれば、臭いの強さを数値で確認できます。

口臭が心配な方はこういった機械を使ってチェックしてみるのもいいと思います。小型で持ち歩き出来る大きさのものが多く、価格は2千円~3千円くらいです。

8.舌を拭き取ってみる

舌

舌に舌苔(ぜったい)と呼ばれる苔状の汚れがついている場合にも口臭が発生することがあります。鏡で舌を見た時に、白っぽくなっていませんか?

舌に食べカスなどが残ったままだと雑菌が繁殖して臭いの元になってしまいます。誰でも多少の舌苔はついているのですが、舌が黄色っぽい、白い色が濃いという場合は要注意です。

舌の表面をティッテュかガーゼなどで拭き取って臭いを嗅いでみましょう。その臭いが強ければ口臭がある、ということです。

9.オキシドールを使ってチェック

消毒薬として知られているオキシドール、これを使って口臭チェックをしてみましょう。この方法は、口臭自体をチェックするというよりも、口臭の原因になるような病気がないかどうかをチェックする方法です。

ケガをしたところにオキシドールをかけると泡が立ちますが、その性質を利用したものです。

[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]
  1. 希釈されたオキシドールをさらに水で2倍に薄めます。
  2. オキシドールを口に含んでぶくぶくうがいをします。
  3. そのうがいをした液体をコップなどに出して泡の様子を観察します。
  4. その後はしっかりと水で口を濯いでください。
[/surfing_su_note_ex]

液体が泡だらけだった場合、歯周病や口の中の膿などに反応しているので、口臭がある可能性が高いです。泡が少なければ歯磨きが不十分で口の中が雑菌で汚れているということが考えられます。

10.膿栓が出来ていないかチェック

喉をさわる女性

膿栓とは「臭い玉」とも呼ばれ、扁桃腺の表面の穴に詰まった食べカスや細菌の死骸です。全くない人はいないのですが、口の中が乾いていたり扁桃腺の表面の穴が深かったりすると溜まりやすくなり、口臭の原因になるのです。

喉の奥を除いてみて白い塊があったら除去した方がいいのですが、自分で綿棒などを使って無理矢理除去すると扁桃腺を傷つけてしまう可能性があります。気になる時は耳鼻科を受診した方が良いでしょう。

11.口内環境をチェックする

臭いを直接チェックしなくても、口の中の環境がどのようになっているかということで口臭の可能性をチェックできます。

以下の項目をチェックしてみてください。

[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]
  • 舌が白い
  • 虫歯がある
  • 歯を磨くと血が出る
  • 歯磨きを1日2回以上していない
  • 口の中が常にネバつく
  • アルコールが好き
  • タバコを吸う
  • 胃腸が弱い
  • 肉類や揚げ物が好き
  • 鼻づまりなどで口呼吸をしていることが多い
[/surfing_su_note_ex]

どのくらい当てはまりましたか?8~10個チェックがあった方は口臭が発生している可能性が大です。

12.家族など人に嗅いでもらう

夫婦

自分の臭いに慣れてしまっていると、なかなか自分では判定しづらい場合があります。そんな時は恥ずかしいかもしれませんが、家族など親しい人に嗅いでもらう、というのが確実な方法です。

ただし、気を使わずに、真実を教えてくれる、信頼できる人に聞くようにしてください。

[surfing_su_box_ex title=”口臭チェックは朝起きた時にやる”]

口臭が一番強くなるのは寝起きの時だといわれています。というのも、夜寝ている間に唾液が減少し口の中が乾きやすくなることで雑菌の量が増えるので、朝起きた時が一番口内環境が悪くなっているのです。

ですから、口臭があるかどうかチェックするなら、朝起きて歯磨きをしたり朝食をとったりする前がいいでしょう。この時にほとんど臭いがしないなら、日中の口臭はあまり心配する必要はありません。

[/surfing_su_box_ex]

病院でも口臭をチェックしてもらえるの?

歯槽膿漏や虫歯があればそれが原因で口臭が出てしまう場合があります。口の中の健康と合わせてチェックしたい場合は病院で診てもらいましょう。

歯医者でも口臭チェックが出来る

歯医者

自分ではなかなか分からない、口臭があるかどうか聞ける人もいない、という場合は専門家に診てもらうのもひとつの方法です。口臭検査には様々な種類があり、その方の悩みに合わせて検査をしてもらえます。

まだまだ数は少ないものの、口臭についての専門的な検査を行い、治療をしてくれる歯科の「口臭外来」があります。様々な口臭測定器を使ってどの程度臭いなのかということを徹底的に調べ、様々な角度から口臭の原因を特定していきます。

原因がはっきり分かることで治療法も見つかるので、その人に合わせた口臭治療をしてもらえます。

[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]
口臭測定器
口臭測定器(BBチェッカー、オーラルクロマなど)については口臭外来でなくても出来る場合があるので、最寄りの歯科で出来るかどうか聞いてみてください。機械的に口臭のチェックが出来るので、客観的に臭いを判定できます。
唾液検査
唾液の分泌量や色、性質などを測定してもらう検査です。唾液の性質によって口の中の健康状態が分かりますし、虫歯になりやすいかどうかなども分かります。
官能検査
ものすごく原始的な方法ですが、医師が直接息の臭いを嗅いで判定する、というものです。専門家の測定ですから、家族に聞くよりも当然信頼できます。
[/surfing_su_note_ex]

口臭検査は原則自費診療

口臭自体は病気ではないため、口臭検査・治療は基本的に健康保険が適用されない自由診療です。ですから、どのような検査を行うのかによって費用が異なります。

治療を開始するとなると費用が高額になってしまうこともあるので、金額などは事前に歯科に確認してから受診した方がいいでしょう。

まとめ

臭いの感じ方は人それぞれなので、自分では分からない人もいれば、人はそれほど気にしていないのに気にしすぎている、という場合もあります。

今回ご紹介した方法で、いくらか客観的に臭いを判断できると思うので、口臭があるかもしれないと思う人は自分でチェックをしてみてください。

それでもよく分からない、口臭がきついかもしれないと思ったら、専門家に診てもらうことをお勧めします。