首にできたポツポツ…、ニキビと思っていたのにいつまでたっても消えずに増えてきた…それはもしかしたら、ニキビではなくイボかもしれません。
手足だけでなく、首にもイボができるんですよ。シミのように茶色いものから盛り上がってブツブツするものまであり、それぞれに治療法が違ってきます。
放置しておくと増えてしまうものもありますから、早めの対処が必要です。首のイボの原因から治療法まで、その対処法をご紹介しましょう。
首のイボができる原因は?
イボというと顔や手足に出来るイメージがありませんか。なぜ首にもイボができてしまうのでしょうか。その原因についてご紹介していきます。
加齢による影響
早い人だと20代で出来ることもあるのですが、30~40代で急に首にぶつぶつとイボが出てきたら、それは加齢によるものだと考えられます。出来始める年代としては30代、もしくは更年期にさしかかった女性が多いとされています。
摩擦などの刺激による影響
では10~20代なら首のイボは出来ないか?といったら、そんなことはありません。確かに年齢が上がるほど出来る確率は高くなりますが、若くてもできてしまうことがあります。
その大きな理由が外部からの刺激です。紫外線、衣服の摩擦などによってもイボができることがあります。
ウィルスによる影響
ウィルスによって出来るイボを「疣贅(ゆうぜい)」といい、医学的には本来はこれを「イボ」というそうです。加齢によって出来る腫瘍とは区別されます。人から移されることも人に移すこともあり、傷口などからウィルスが入り込むことによって感染して出来るイボです。
体質による影響
歳をとることも服を着ることも誰でもやっていることですが、それでもイボができやすい人とそうでない人がいますよね。誰でも出来るものでもないのに、首だけでなく顔など他の部分にもイボができやすい体質の人がいます。
以下に該当されるような人はできやすい傾向にあるようです。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 屋外での活動が多いなど紫外線を浴びやすい環境の人
- 肥満ぎみの人
- 更年期を過ぎた女性
- 免疫力が低下している人
- 食生活が乱れている人
- タバコやお酒が好きな人
- 砂糖、脂肪分の多いものが好きな人
加齢は仕方ありませんが、それ以外はどれもイボだけでなく健康にもダイエットにもよくなさそうなものばかりですね。イボができやすい人は生活習慣から見直していく必要がありそうです。
首のイボって悪性など種類はあるの?
イボにも小さなものから大きなものまで、色々なものがあるように見えますが、これは人に移してしまうようなものなのでしょうか、もしくは人から移ってしまうことがあるのでしょうか。
イボも種類があり、種類によって対処法も違ってきます。その種類についても知っておきましょう。
角質粒、脂漏性角化症(老人性イボ)
角質粒とは角質が残ったままはがれずにたまってしまうことでできる「脂肪の塊」。目の周りなどにも白いプツプツがありませんか?
痛くもかゆくもないしとそのまま放置しておくと、それが大きくなってしまいイボになるのです。普通ならはがれ落ちる角質が残ってしまう「角質の異常」ですが、加齢だけでなく紫外線対策をきちんとしていないと出来やすくなるそうです。
アクロコルドン
皮膚が柔らかいところに出来やすいといわれているアクロコルドンは、人に移るようなイボではありません。
ただ、はっきりと原因が分かっているわけではないのですが、加齢とともに増える、女性に多い、肥満の人に多い、という特徴があります。
アクロコルドンは肌色でとても小さなイボです。あまり盛り上がったりせずに小さくプツプツ出来るのでシミのようにも見えます。良性ですから、放っておいても健康上の問題はありません。
しかし首周りなど目立つ場所に出来やすく、美容の観点からはどうしても気になってしまいますね。ネックレスなどがひっかかりやすくなるので炎症を起こしたりしないよう注意が必要です。
[/surfing_su_note_ex]スキンタッグ
大きさが1~3ミリの小さなものをスキンタッグといいます。一見シミのようでもありますが、皮膚から飛び出している点でアクロコルドンとは区別されます。良性の腫瘍で汗の多い場所に出来やすいため、首以外にも顔にも背中にも出来ます。
皮膚の代謝が悪いことが原因なので、加齢とともに増える傾向にありますが移るようなものではありません。
放置しておいても健康上の問題はないのですが、人によっては摩擦で痛みを感じたり、色も茶色や黒っぽいものなど様々なので、あまり増えてきたら治療を行う人が多いようです。
[/surfing_su_note_ex]軟性繊維腫
首や脇の下に出来やすく、初め肌色だったものがだんだん褐色になり大きくなってきます。小さいうちはスキンタッグ、アクロコルドンと呼ばれているものがだんだん大きくなって皮膚が垂れ下がったようになってきます。
この状態のものを軟性繊維腫と呼んでいます。ですから、お医者さんによってはアクロコルドンやスキンタッグと同じものとしている人もいます。
尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)
ヒトパローマウィルスというウィルスが原因でできるイボで、人から移りますし人へ移す可能性のあるイボです。
普通は手の指や足に出来やすいイボですが、首に傷口などがあった場合に、人が多く集まる場所(プールや公衆浴場など)で移りやすくなるので注意が必要です。あまり大きくなると治療が長期間になってしまうので、早めに皮膚科を受診しましょう。
扁平疣贅(へんぺいゆうぜい)
これもウィルスが原因で出来るイボです。青年性扁平疣贅ともよばれ、大きさは米粒よりやや小さいくらいです。色はそれほど濃くなく、肌色もしくは薄い茶色をしています。加齢性のものではなくむしろ中年以降にはほとんど見られず、20歳前後の女性に多いとされています。
自然と消える場合もあるのですが、放っておくとどんどん増えてしまうこともあるので早めに治療を開始することが大切です。
首のイボを自分で取る方法は?
首にプツプツ出来てしまったイボ。医者に行く時間もない人は何とか自分で取りたいと思いますよね。自分でできるイボ対策にはどのようなものがあるかをまとめてみました。
自宅で行うピーリング
まだ「イボ」までいかない、角質粒の段階ならスキンケアで小さくできる可能性があります。角質が普通にはがれてくれれば良いのですから、無理に取ろうとするのではなく、ピーリングで新陳代謝を促進します。
代謝を良くして余分な角質層がたまらないようにしていくので、一度でぽろっと取れるわけではありません。数ヶ月かけて、徐々に小さくしていくようにします。
ピーリングは短期間に何度も行うと肌に過剰な負担をかけてしまいますので、1~2週間に1度くらいにしておきましょう。ただし、自分も肌の調子を見ながら行うようにして下さい。
ハトムギに含まれるヨクイニン
ハトムギにはヨクイニンという成分が含まれていて、これがイボの改善に有効だとされています。レーザー治療など医療機関での治療を行いたくない人は、ヨクイニンでゆっくり時間をかけて改善していくという方法があります。
ただし、ヨクイニンが有効だとされるのは脂漏性角化症などの老人性イボやアクロコルドン、スキンタッグと呼ばれているもので、ウィルス性のイボには効果がないようです。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]ドラッグストアなどで購入できる「ハトムギ化粧水」には、イボに良いとされるヨクイニンというハトムギの成分が入っていますので、毎日使うことでイボに働きかけていきます。
改善には数ヶ月かかりますが、角質粒が小さいうちから始めるといいでしょう。
はと麦茶にもイボを改善・予防するヨクイニンが含まれているので、毎日飲み続けることによってイボに働きかけていくことが出来るでしょう。ただしこれも化粧水と同じで、何度か飲んだだけですぐに効果が現れるものではないので、数ヶ月かけてゆっくり改善していくものになります。
ハトムギ入りのティーバッグなどもありますが、たいていウーロン茶など他のお茶も配合されているので効果が弱まります。できればハトムギ100%の粒のものを購入して、自分で煮出して飲んだ方がいいでしょう。イボができやすい人は予防的に飲むのもおすすめです。
アプリコットカーネルオイル
杏仁油とも呼ばれる、杏の種の仁から採れるオイルです。首のスキンタッグやアクロコルドンに良いといわれていて、小さいうちに塗り始めると小さくなったり、ぽろっと取れたりするそうですよ。
アプリコットカーネルオイルは古い角質を除去する働きがあり、もちろんイボ対策だけでなく、普段のスキンケアにも使えるホイルです。サラサラとして肌になじみがよく、かゆみや炎症を抑える働きもあるので、乾燥肌や敏感肌の方のスキンケアにもおすすめです。
イボ専用クリーム
薬ではなくあくまでも化粧品の分類にはなりますが、ハトムギエキスやアプリコットカーネルオイルなどを配合したイボ専用クリームがあります。
角質を柔らかくしてぽろぽろと落ちやすくすることでイボに働きかける美容クリームです。角質層のケアが出来るので、シミやシワの予防にもおすすめです。
どくだみエキス
ちょっとクセはありますが、どくだみ茶やどくだみエキス入りの化粧水などを使うのもひとつの方法です。殺菌効果があるので、お茶を煮出してお風呂に入れるなど入浴剤として使うことも出来ます。
自己判断で行うのはリスクあり
イボのようなものができたら、決して自己判断せずに1度皮膚科を受診することをおすすめします。
首のイボを取る為ににはやめておいた方がよいことを下記にご紹介しておきます。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]ウオノメやタコに使うイボコロリなど、サリチル酸を使った薬剤があります。塗るタイプや絆創膏タイプなど色々ありますが、患部にサリチル酸を浸透させることにより角質を柔らかくして除去するのですが、首の皮膚はとても薄いので刺激が強すぎるとされています。
使用上の注意にも首には使わないと書いてあるので、やめておいた方が無難でしょう。
素人が見てもイボなのか腫瘍なのか、それとも何か他のできものなのかはよくわかりません。
インターネットでは、下記のような自分で取る方法がたくさん紹介されていますが、失敗のリスクも高く、悪化させてしまう危険性もあります。
・ドライアイスを使って取る
・糸で縛って取る
・線香で焼く
・オロナインを塗る
・ハサミで切る
首のイボを病院で取る方法は?
イボも大きくなってしまうと自分で取るのはちょっと困難です。病院で取る方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
また、イボも小さいうちは黒子なのかシミなのか、または悪性のものなのかは素人にはなかなか判断できません。イボの種類を特定するためにも、いままでなかったものが出てきた場合には1度皮膚科を受診してみましょう。
レーザー治療
炭酸ガスレーザーなどを使ってイボを除去する方法です。麻酔クリームを使うので、痛みはほとんど感じません。
ただし、浅すぎると再発してしまいますし、深すぎると傷が残ってしまうため、腕のいい医師を探すのがポイント!ホームページなどで治療例などをよく見て医者を選びましょう。
傷の修復を促す薬を使いながら、傷跡はほぼ1週間ほどで目立たなくなるそうです。医療機関によっては傷の修復を早くするために、美白クリームなどを併用していく場合もあります。
凍結療法
マイナス約200度の液体窒素を使ってイボを焼く方法です。かさぶたになりそれがはがれるとイボが取れる、というわけです。大きさによっては1度ではとれませんので、何度か治療を繰り返す必要があります。
液体窒素を使う方法は、保険適用もされイボは取れるものの、色素沈着が起こりやすく、シミが残ってしまうというデメリットも。シミが目立たなくなるまでにさらに半年〜1年くらいかかるので、多少シミが残っても手っ取り早く安く取りたい、という人に向いている治療法です。
手術で切除
イボのサイズが大きい場合にはメスで患部を切り取る外科手術を行う場合があります。切るとはいっても大きな傷になるわけではありませんので、数週間で跡も目立たなくなってきます。
ただしウィルス性のイボは切っても傷にウィルスが残っていれば再発してしまいます。大きくなってしまった老人性のイボなどは切除する場合もありますが、切れるかどうかは医師の判断によります。
ハサミで切り取る方法
軟性繊維腫などは専用のハサミで切り取ってしまうという方法もあります。色素沈着などが起こりにくく簡単な治療法なので、数が少ない人は1回で治療が終わるというメリットもあります。
[surfing_su_box_ex title=”保険適用される?” box_color=”#1360bd”]美容目的で美容外科などを利用する場合は基本的に全額自己負担になりますが、皮膚科を受診する場合、イボの種類や治療の方法によっては健康保険が適用される場合もあります。
腫瘍の摘出を目的に行う凍結療法やメスを使った外科的手術は保険適用となる可能性が高いです。1度皮膚科にきいてみるのもいいでしょう。
[/surfing_su_box_ex]首のイボを病院で取られた方の体験談

私はレーザー治療を行ったのですが、まずイボに麻酔をします。そしてレーザーで焼いていくのですが、麻酔の時にチクっとした程度で後は全く痛みはありませんでした。
ものの5分くらいで治療も終わり、その日にお風呂も入れました!傷口も残る事を心配したのですがとても綺麗に治りました。
イボの大きさにもよりますが私の場合少し大きめのイボだったので6万程かかりました。

古くなった角質が皮膚の中に溜まって団子になっている状態で、その中身は粉瘤と呼ばれるものらしいですが、それを出し切ることが必要との説明を受けました。
消毒から始めて切開し、少し圧迫しながら中のものを出していたと思います。圧迫している時が少し痛かったですが我慢できる範囲です。
その後はキズを保護して一週間ほどして、また確認していただきました。
塗り薬も処方されましたので指示通りに1日に何回か、雑菌が侵入しないように塗り、新しいガーゼを交換しながらお風呂ではキズが塞がらないうちは濡らさないように気をつけていました。
保険診療の範囲ですので数百円か千円程度だったのではと思います。

ぬり薬を処方され紫外線に当たらないようにと注意を受けました。
取った直後はイボがなくなりすっきりしましたがすぐに新しいイボが出来たため、市販のツブノンクリームを塗ったりハトムギ茶を飲んだりしていますが、残念ながら効果はありません。
費用については、顔のシミとりレーザー(1万円)のついでにとってもらったので金額はわかりません。

患部を清潔に保たないと再発すると言われたのですが、現在再発はしていません。手術は6年位前です。
切った後は、患部が膿んでいないか、2~3回通い消毒をしてもらいました。かなり大きなイボで、放っておくと危ないと言われたので、手術以外の決断しかなかったようです。
手術の時は痛くなかったのですが、麻酔が切れると少し痛く、しばらく首を動かさないように言われました。
費用は、3,000円もかからなかったと思います。

液体窒素で冷却したピンセットで患部を数秒挟まれました。ピンセットが首にあたっている時に冷たいような熱いような不思議な感覚がありましたが、痛みはありませんでした。
治療時間は5分くらいでした。治療したばかりに患部は赤い状態ですが、日に日にこげ茶色のかさぶたになり、約10日ほどでポロッと自然に取れました。費用は、2000円程度でした。

患部を冷やして行う方法も、冷やしている間に皮膚が鈍感になってきます。私の場合は、患部を冷やして行う方法でしました。
CO2レーザーの実施時間は10分程度でした。レーザーを当てた部分は、赤黒くなります。一週間ほどしたら、赤黒くなっていた所のかさぶたが剥がれてきます。
費用は、確か保険適用で、1個500円だったと思います。

液体窒素のタンクに大きい綿棒のようなものを浸し、煙が出ている綿棒の先端でイボを1つずつじゅっと焼いていきました。焼く、という表現が正しいのかどうかはわかりません。
一気に全部焼くのではなく、首の左右をそれぞれ別の日に処置しました。じゅっと冷たすぎる綿棒を当てられた時は少し痛みがあります。前後に消毒をすることもなく、そのままの状態で帰されます。
2-3時間はひりひりして痛いですが、じきに気にならなくなります。処置した個所は最初は茶色で少し目立ちますが、日がたつにつれカサブタとなって目立たなくなります。
医療費として保険適用だったので、数百円です。

チクッとした痛みがあるので、施術している医師に、「痛いのですが、、、」と言うと、「では、麻酔しますか?」と言われて、麻酔をお願いしました。
しかし、麻酔もイボひとつひとつに注射していくという方法でチクッとします。麻酔を打つ痛みも、レーザーで直接イボを焼く痛みもほぼ同じでした。どちらもチクッします。
イボは、30個ぐらいあったので、とても苦痛な時間でした。費用は1万円くらいでした。

通常のイボだと液体窒素で焼くみたいですが、首周りでしたのでピンセットで取る方法を行いました。
ベットに横になり首周りを消毒しました。そのあとピンセットでイボをつまみ、その上からガーゼを当てて勢いよく引っ張る。潰れたイボの所にまた消毒液で消毒する、という手順で全て取り除いていただきました。
傷口にはガーゼを巻いて2.3日は定期的に消毒してくださいと言われました。費用は1000円ぐらいだったと思います。

その皮膚科では液体窒素の他にレーザーでの治療があったのですが、レーザーでは痛みが続く可能性があるとのことで液体窒素での治療を希望しました。
液体窒素を綿棒につけて、それをイボに押し付けるという治療でした。これはかなり痛かったのですが、我慢しないと何度もこれをしに通わないと行けないので、一回で終わるように我慢しました。
しばらくしてからイボも固まって綺麗にポロリと取れて跡も無くなりました。費用は3000円程度でした。
首のイボを増やさない為の予防法は?
イボは様々な原因で出来てしまうことがわかりました。何度も出来ないように、しっかり対策をしていきましょう。
ウィルスに感染しないようにする
ウィルス性のイボは傷口からウィルスに感染しますので、傷などを放置しないことです。また、家族にイボができている人がいたら、タオルなどを共有しないようにして、ウィルス感染を防ぐようにして下さい。
紫外線対策をしっかりする
紫外線のダメージは首のイボによくないだけでなく、シミやシワの原因にもなりますから、1年中紫外線対策が必要です。真夏だけでなく、春・秋も紫外線量は多く、涼しいからといって油断は出来ません。顔には一生懸命日焼け止めを塗るのに、首には塗るのを忘れていませんか?
顔はもちろんのこと、フェイスラインや首周り、デコルテなどにもしっかり日焼け止めを塗るようにしましょう。
そして首の皮膚はとても薄く、かつ汗腺がとても多いのであせをかきやすいところです。汗をかくとせっかく塗った日焼け止めも落ちてしまうので、2~3時間に1度は塗り直すようにして下さい。オフィスで仕事をしている人なら、お昼と夕方には塗り直したいですね。
角質層の保湿をしっかりする
イボの元は角質の異常ですから、角質が固くならないようにしっかり保湿をしてあげることで、角質粒の予防になります。
普段から肌がざらつきがちな方は、角質層がはがれにくくなっていることが考えられるので特に日頃のスキンケアがとても大切です。
首周りに刺激を与えない
衣服のこすれなども立派な刺激。特に首は顔や頭の動きに連動して動く部分ですから、皮膚が衣服とこすれることも多いんですね。
ですからイボができやすい人はタートルネックや襟付きのシャツを着るよりは、丸襟やVネックなど首周りがすっきりした衣服の方が肌への刺激が少なくなりますよ。
代謝を高める
肌のターンオーバーを促進させて、古い角質層がたまらないようにするためには、肌の新陳代謝を促進すること!イボだけでなく、くすみのない肌を作るためにも大切なことです。
肌の新陳代謝を促すには成長ホルモンの分泌が欠かせません。しかし、睡眠不足だと成長ホルモンがしっかり分泌されずに肌のターンオーバーがどんどん乱れていくのです。
成長ホルモンは寝てから数時間が分泌量のピークです。以前は午後10時~午前2時が睡眠のゴールデンタイムといわれていましたが、今はこの時間にとらわれず、寝つきを良くすること=眠ってからの最初の3時間の睡眠の質を上げることが大切だとされています。
そのためには下記の点を心掛けて、寝つきが良くなる工夫をしましょう。
- 寝る直前までスマホやテレビを見ない
- 寝る1時間くらい前に入浴して体温を上げておく
まとめ
首は顔の次に目立つ部分ですし、そこにたくさんイボができてしまったらとにかくなんとかしたいと思いますよね。ただし、自分で色々やっても改善されない、イボが増えてきたという場合にはすぐに皮膚科を受診するようにして下さい。
皮膚疾患は医師でも判断がつきにくいものもあり、素人判断であれこれやってしまい、跡が残ってしまったらその方が大変。人の目に触れやすい場所だからこそ、慎重に治療していきましょう。