酢キャベツや酢玉ねぎなど、酢に漬け込んだ食べ物が健康やダイエットに良いということで、雑誌やテレビなどでも取り上げられています。
そのような中で、最近注目されているのが、干しブドウ酢です。
これまでの酢キャベツや酢玉ねぎのように、副菜としてではなく、おやつ感覚で美味しく食べれるということで人気となっています。
しかも作り方はとっても簡単なので、ぜひチャレンジにして頂ければと思います。
干しブドウ酢の作り方
材料
- 干しブドウ 100g
- リンゴ酢 50ml
- ハチミツ 大さじ2
- 容器
作り方
1.リンゴ酢とハチミツを入れてよく混ぜ合わせます。
2.100均などに売っている容器に、干しブドウを入れます。
3.2の容器に1を入れてよく混ぜ合わせます。
4.フタをしたまま常温で2~3日置きます。
5.フタを空けてみると、リンゴ酢が干しブドウに染み込んでいると思いますので、さらにフタをして1日冷蔵庫保存すれば完成です。
かなりリンゴ酢とハチミツが少なくなって、干しブドウに染み込んでいるのがわかりました。
実際に食べてみた感想ですが、普通の干しブドウは歯にくっつくようなネチャとした食感ですが、干しブドウ酢はすごく柔らかくなってすごく食べやすかったです。
味は、干しブドウの甘さの中にリンゴ酢の酸味とハチミツの甘みが合わさって、ほどよい甘酸っぱさがあって、美味しかったです。
保存期間については、冷蔵庫で約1ヶ月くらい保存が可能です。
ちなみに今回ハチミツをメープルシロップに置き換えた干しブドウ酢も作ってみました。
作り方などは同じです。下記が完成品になります。
干しブドウへの染み込み具合という面では、少しメープルシロップ漬けの方が液体が残っていましたので、染み込み具合は悪かったです。
ただ味に関しては、ほんのりメープルシロップの味がしますが、ハチミツとほとんど変わりませんでした。
食べる量の目安
干しブドウ酢の1日に食べる量の目安は、カロリーのことを考えて、10~20粒を目安に食べるようにしましょう。
食べるタイミング
干しブドウ酢の食べるタイミングについては、甘くて美味しいので、おやつなどの間食の置き換えとしてや、ヨーグルトのトッピングをして、食事前に摂ることで、健康やダイエット、美容面にも効果的です。
また食べる際には、よく噛むことで満足感が得られ、食べ過ぎ防止にも繋がります。また栄養の吸収もよくなります。
干しブドウ酢の食べ方
干しブドウが好きな方は、そのまま食べましょう。
干しブドウが食べれない人でも、干しブドウ酢だったら食べられる方という方もいるようなので、一度試してみては如何でしょうか。
一番人気のレシピです。ヨーグルトにトッピングとして干しブドウ酢を入れれば、甘酸っぱい味なので、相性が良いです。もしダイエット目的として食べるなら、無糖ヨーグルトがおすすめです。
ちなみに、私が試した方法として、ヨーグルトの中にブドウ酢を入れて1日置いておくと、さらに美味しさがアップしていました。
メーカーによって異なりますが、グラノーラには干しブドウが入っている商品が結構ありますので、相性が良いのは折り紙つきです。
ただ、グラノーラ以外に、干しブドウ酢のカロリーも考慮して食べるようにしてください。
野菜や果物と一緒に、干しブドウ酢を加えても美味しいです。
パンやクッキーとの相性も抜群です。今回作ったのはおからクッキーです。
材料
- おから 150g
- きなこ 100g
- 片栗粉 大さじ4
- エリスリトール(砂糖などの甘味料) 小さじ4
- 干しブドウ酢 100g
- 水 100cc
作り方
1.水以外の材料を入れて混ぜ合わせます。
2.水を入れてさらに混ぜ合わせて、クッキングシートの上に、クッキーの形などに整えて置いていきます。
3.電子レンジで5分(600w)ほど加熱すれば完成です。
ワインのお供として、クラッカーの上にチーズや干しブドウ酢をのせて食べるのもすごく合います。
これは美味しすぎて、食べ過ぎに注意が必要かも!
干しブドウ酢に期待できる効果
では、干しブドウ酢を食べることでどのような効果が期待できるのかについてご紹介します。
腸内環境・便秘の改善
干しブドウ酢とヨーグルトを一緒に食べることで、ヨーグルトに含まれる乳酸菌、干しブドウに含まれる食物繊維で腸内環境の改善に役立ちます。
さらに、お酢によって新陳代謝が高まり、腸を刺激することで、お通じが起こりやすくなることも期待できます。
老廃物が排出され、腸内環境が良くなれば、新陳代謝が活性化し、肌の状態も良くなります。
1日1回、朝食前にヨーグルトに干しブドウ酢を10粒入れて食べ続けたところ、便通が良くなり、ダイエットができたという方も結構いらっしゃるようです。
干しブドウのポリフェノールによる抗酸化作用により、活性酸素の働きを抑え、細胞の老化を防止してくれます。
さらにヨーグルトに含まれる乳酸菌により、免疫細胞を活性化さえることで、免疫力アップの期待もできます。
血糖値の急激な上昇を抑える
干しブドウは、GI値が57とそれほど高くなく、食物繊維も豊富です。
さらに酢には血糖値の上昇を緩やかにする作用があることから、血糖値が気になる方は、食事前に摂ることで、血糖値の上昇が緩やかになるかもしれません。
血圧を下げる作用
干しブドウに含まれているポリフェノールやミネラルには、血管を広げて血圧を下げる作用があります。さらにお酢にも血圧の低下作用があることがわかっています。
参考:ミツカングループ 食酢による高血圧者の血圧低下作用を検証
目の老化予防
ブルーベリーなどと同じく、干しブドウに含まれるポリフェノールには抗酸化作用があることから、目の老化予防や目の健康にも良いと言われています。
その他
その他にも、干しブドウに含まれるレスベラトロールやお酢に含まれる酢酸やクエン酸などの成分には、下記のような働きもあると言われています。
- 動脈硬化の予防
- 糖尿病の予防
- 癌の予防
- 冷え性の改善
- むくみの解消
- 尿酸値の改善
まとめ
干しブドウ酢は、材料は低コストで、自宅で簡単に作れます。しかも間食や食前に摂り続けることで、ダイエットや健康面で効果を実感されている方もいらっしゃいます。
干しブドウが苦手な方でも、干しブドウ酢なら食べられたという方もいらっしゃるようなので、気になる方は一度作ってみては如何でしょうか。