へちま水をご存知でしょうか?へちまは糸瓜とも呼ばれ、沖縄ではポピュラーな食材の一つですが、へちまから採れる水分は私たちのお肌にも素晴らしい美容効果があるのです。
飲んでも塗っても肌に良いというへちま水の魅力をご紹介しましょう。自分で作ることも出来るんですよ!意外と簡単なへちま水の作り方も合わせてご紹介します。
へちま水とは?
へちま水とはその名の通り、へちまの水を利用した化粧水のことです。日本では古くから使われている化粧水で、室町時代には使われるようになっていた、という説もあります。江戸時代には庶民にも普及して、広く使われるようになりました。
美人水、江戸の水、キレー水と時代時に合わせて名前を変えながら現在でも幅広い年代の女性に愛されている日本のオーガニックコスメです。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]へちま水はへちまから採れる液体ですが、へちまの実を絞ったりするのではなく、根から吸い上げてくる水分を集めたものなのです。
1本の茎から0.5〜2リットルも採れるそうです。そのままだとへちま独特のちょっと青臭いような香りがしますが、それは新鮮なへちま水である証です。
保湿効果や美白効果、抗炎症作用に優れてキメの細かい肌を作ってくれるへちま水は、江戸時代、大奥でも大人気だったのだとか。
江戸の女性は米ぬかで洗顔をし、へちま水を化粧水として使うことで美肌を保っていました。へちま水は自然派化粧品の代表格ですが、肌に負担の少ないオーガニックコスメの人気が高まっている今、その良さが再認識されているようです。
[/surfing_su_note_ex]へちま水の美容成分は?
化学分析などなかった時代から古くから愛されてきたへちま水。美人が知っていたそのへちま水の美容成分とはどのようなものなのでしょうか。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]サポニンとえぐみやしぶみの元となる成分で、種類はたくさんあり、中には毒性のあるものも。じゃがいもの芽はソラニンという毒素を含んでいるので食べてはいけないといわれますが、あれもサポニンの仲間です。
へちまには11種類のサポニンが含まれていますが、そのうち9種類はへちまにしか含まれていない新成分です。しかも、へちまサポニンは朝鮮人参と同じ成分が含まれているので、健康効果が高いんですね。
へちま水のサポニンには抗炎症作用があり、肌を健康にしてくれる働きがあります。
ペクチンとは多糖類に分類される水溶性食物繊維です。リンゴや柑橘類の皮などにも豊富に含まれている成分です。肌への保湿効果が高く、肌をしっとりすべすべにしてくれます。食物繊維ですから、飲用すればお腹にもいい効果が期待できます。
アスパラギン酸はアスパラガスに多く含まれるアミノ酸の一種で、肌の新陳代謝を促す働きがあります。
アミノ酸ですから保湿効果もあり、角質層の水分保持に役立ちます。肌が乾燥すると角質層がめくれ上がり、そこから雑菌などが入り込んで肌荒れが悪化するのですが、肌のターンオーバーを正常化し肌の水分保持力を高めることで肌荒れを予防してくれるのです。
[/surfing_su_note_ex]へちま水を使うことで期待できる効果は?
へちま水には肌に良い様々な成分が含まれていることがわかりましたね。それではへちま水を使うことで具体的にどのような美容効果や健康効果があるのかを見ていきましょう。
へちま水の抗炎症作用
へちま水に含まれるサポニンの抗炎症作用で、肌の炎症を鎮めて健やかにする働きが期待できます。肌トラブルの多い人も、へちま水を使い続けることでだんだんと肌の状態が改善されていくでしょう。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]サポニンの抗炎症作用はニキビ予防に力を発揮してくれます。ニキビとは、毛穴に皮脂や汚れが詰まり、そこにアクネ菌が繁殖して炎症を起こしてしまっている状態です。
ですからまずは炎症を鎮めてあげることが大事。へちま水の穏やかな抗炎症作用でニキビをケアしていきましょう。顔はもちろんのこと、大人に多い背中のニキビなどにも使えます。
また、ニキビが出来やすい人は水分不足で保湿が足りないために過剰に皮脂が分泌されてしまっていることが多いのです。余分な皮脂を出さないためには保湿が何よりも大切で、へちま水の保湿力もニキビ予防に役立ちます。
あせもの原因はずばり汗。ただ、あせをかくだけならあせもにはなりません。汗が表面に出ていくことが出来ずにたまってしまう皮膚疾患であり、あせもが出来やすい人は肌のバリア機能が低下している事が多いのです。
汗は大量にかくのに肌は乾燥しているという状態なので、保湿対策がとても大事になってきます。へちま水で保湿してあげることによって肌のバリア機能を回復させ、抗炎症作用であせもの改善が期待できます。
さっぱりしているのにしっとりするへちま水は、あせものケアにもピッタリです。
サポニンの抗炎症作用やペクチンの保湿作用が効果を発揮するのはニキビだけではありません。手足のひび、あかぎれなどの肌荒れにも働きかけます。
食器洗いや洗濯など水仕事の多い女性はどうしても手が荒れがち。ハンドクリームならぬハンドローション代わりにへちま水を使ってみませんか。
水仕事の後にはへちま水で手肌を潤せば,クリームのようにべたつくこともありません。
日焼けは軽度のやけどです。肌が赤くなっているということは炎症を起こしているのですから、冷やして炎症を鎮めてあげないと、メラニンがどんどん作られてしみの原因にもなります。
へちま水は日焼け後のほてりにも有効ですから、夏は顔だけでなく全身に使って身体もケアしてあげましょう。
[/surfing_su_note_ex]皮膚細胞の活性化
サポニンには抗炎症作用以外に、皮膚細胞を活性化させるという働きもあり、傷んだ皮膚細胞を再生させる作用があります。シミやシワは細胞が老化してしまっている状態ですから、サポニンの力でシミやシワも改善できる可能性があるということです。アンチエイジングと美白が同時に出来る、ということですね。
へちま水は乾燥肌やニキビ肌だけでなく、年齢肌にもおすすめなのです。
ペクチン、アミノ酸の保湿効果
へちま水のとろみの元はペクチン。ペクチンは食べ物の添加剤としても使われており、安定剤・増粘剤・ゲル化剤としての働きもあるんです。
ペクチンとアミノ酸のダブルの保湿効果で、乾燥肌やアトピー肌の方でも使えるくらいやさしいへちま水は、弱酸性でとても肌になじみやすいのです。
お肌の表面はpH4.5〜6.0の弱酸性ですが、洗顔したてや乾燥肌の人はアルカリ性に傾いてしまいますし、逆に脂性肌の人は酸性に傾いています。これをへちま水で弱酸性に保つことによって肌のバリア機能が保たれるようになります。
粒子が細かくて肌に吸収されやすいへちま水は、角質層の奥までぐんぐん入っていくので、角質層に水分をしっかり閉じ込めて肌のバリア機能を高めてくれますよ。
顔のスキンケアが出来るということは、当然頭皮のケアも出来るんです。みなさん、髪の毛があるせいで見過ごしてしまっていますが、頭皮はとてもデリケート。顔と同じようにケアしてあげないと硬くなったりたるんだりして、顔のシワの元にもなるんですよ。
頭皮のかゆみなどのトラブルの原因は主に乾燥です。帽子をかぶったり日傘をささないと、思っているよりもたくさん紫外線を浴びて乾燥してしまっています。そしてかゆいからといってずっとかいていると頭皮が傷ついてしまうのです。
それには頭皮も保湿して健康にしてあげることが必要です。頭皮は顔とつながっているのですから、顔と同じケアでも大丈夫。へちま水を頭皮にかけて保湿してあげましょう。
[/surfing_su_note_ex]へちま水の飲用効果
へちま水は顔や身体に塗るだけでなく、飲むことも出来ます。1回に飲む量は10mくらいで十分なので、数回に分けて飲むといいでしょう。
ただし、1度にたくさん飲まないこと。おなかがゆるくなる可能性があるからです。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]へちまなどのウリ科の野菜はほとんどが水分で栄養素は少ないのですが、重要な栄養素としてカリウムがあります。カリウムは利尿作用に優れていて、むくみの予防に役立ちます。
むくみ太りが気になる人におすすめですよ。水を飲んでも太る、という人はへちま水の利尿作用でトイレに行く回数を増やしましょう。
また、カリウムには筋肉がエネルギーを作り出すためにも必要な栄養素。カリウム不足になると全身の脱力感を感じたり、食欲不振につながります。夏バテしやすい、季節の変わり目に体調を崩しがちな人におすすめです。
水溶性食物繊維であるペクチンには腸内環境を改善する働きがあります。便秘がちな人は腸の中で悪玉菌が増えてしまっています。ペクチンを摂ることで便の排出を促して善玉菌を増やすことで、腸内環境を徐々に整えていきます。
身体の免疫細胞の7割は腸にあるといわれています。腸内環境を整えることで、アレルギー症状を緩和したり、免疫力をアップすることにもつながります。
ペクチンは胃に入るとゲル状なり、胃の中で食べ物を包み込む働きがあります。食べ物の消化と吸収を緩やかにすることから、血糖値の急上昇を抑えることが出来るのです。
血 糖値が急上昇すると何がいけないかというと、肥満ホルモンとも呼ばれるインスリンが大量に分泌されます。インスリンは血液中の糖分をエネルギーに変えます が、余った分を中性脂肪としてせっせと蓄えます。血糖値が上がらなければインスリンの分泌を抑えることが出来るので、脂肪を溜め込みにくくなる、というわ けです。
ペクチンにはコレステロールを減らす働きもありますから、脂っこい食べ物が好きな人にはへちま水がおすすめです。
サポニンの効果は塗るだけでなく、飲んでもOK。肌のターンオーバーを促してシミの予防にも効果的ですし、肌の炎症を鎮めるのでニキビ予防にも良いでしょう。
結核で亡くなった正岡子規の辞世の句
「痰一斗糸瓜の水も間に合はず」
「糸瓜咲て痰のつまりし仏かな」
「をとゝひのへちまの水も取らざりき」
でも有名なへちま水は、咳止めの薬としても使われていました。子規の命日は「糸瓜忌」と呼ばれているのだそうです。
へちま水には咳を鎮め、痰を切る作用がありますから、喘息ぎみの方にもよいとされています。へちま水の臭いが気になるときは、同じく咳止め効果があるという蜂蜜を入れるとなおいいですね。
ごくごく飲むよりも、喉にしみ渡るようにしてゆっくり飲むといいですよ。
[/surfing_su_note_ex]使い続けることで効果が出る
へちま水は天然100%の自然素材なので、作用が穏やかなのが特徴のオーガニックコスメです。正直に言って、美肌効果の即効性は期待できないものと考えた方が良いでしょう。
これまでの過剰なスキンケアに慣れていると、最初は物足りないと感じるかもしれません。ですから、明日すぐに色が白くなりたい、このシミをすぐに消したい、という人には向いていないかもしれないですね。
へちま水は使い続けるほどに肌が本来持っている保湿力を引き出して、肌自体が健康になっていく化粧水だからです。
へちま水の作り方は?
それではいよいよ、へちま水を自分で作る方法をご紹介しましょう!もしもへちまを栽培する機会があれば、実をタワシとして利用するだけでなく、ぜひへちま水を採ってみて下さい。
難しいことも特別な器具も必要ありません。へちま水を採集してから化粧水を作るまでの手順をご紹介します。
作るために必要な材料
へちま水を作るためには以下の材料が必要です。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- へちま水 1リットル
- グリセリン 50~100cc
- 無水エタノール 50~100cc
へちまの水100%でも使えるのですが、個人で保存・使用する場合、その環境によってへちま水の品質に影響が出てしまうので、腐敗防止の意味もあってエタノールなどを入れた方がよいでしょう。グリセリンも無水エタノールも薬局で購入することが出来ます。
へちま水を採集する方法
まずはへちま水を採るところからですね。へちま水は根が吸い上げる水分を集めて作ります。採集には適した時期や方法があります。
採集する時期
9月上旬~中旬のへちまが成熟する前に採集します。へちまが熟してしまうと水分がどんどん実の方にいってしまうので、その前に採りましょう。
中秋の名月の日または雨の次の日がたくさん採れるといわれています。カレンダーや天気などを見ながら採集日を決めましょうね。
採集する手順
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 根元から50~60cmのところで切ります。
- そして、切った上の方ではなく、根につながっている方の茎をボトルに入れます。
- 茎をボトルに入れたら、ごみが入らないように周りを脱脂綿で覆い、ビニール袋などできっちりとカバーします。とれてしまわないようにガムテープなどでしっかり固定して下さい。
- そして一晩放置。すると翌朝にはへちま水がたっぷり採取できているはずです!
場合によっては2リットル近く採れることもあるので、ボトルは一升瓶くらいの大きさがいいしょう。お酒が入っていたものが理想です。なければ大きなペットボトルを用意しましょう。
9月だとまだまだ日差しが強い日があります。日が当たるとへちま水が悪くなってしまうので、作業は夕方から夜にかけての涼しい時間帯に行うようにします。
へちま水はどんなへちまからも採れるの?
へちま水はどんなへちまを使ってもOKです。一般的な品種は「太へちま」でしょう。どんなへちまを使うかというよりはどう育てられているかが大事です。
というのも、飲んだり肌に塗ったりするのですから、当然ですが農薬を使ってたらダメですね。有機栽培のものが理想です。
へちま水を作る工程
たっぷり採集できたら、いよいよへちま水を作る手順です。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]とれたへちま水は濾して不純物を取ります。保存期間を長くするためにもとても大事な工程です。
目の粗いガーゼよりもコーヒーフィルタを使うのがおすすめです。ここで濾過が不十分だと腐りやすくなってしまうので、丁寧に濾過作業をして下さい。
濾過したへちま水を1分程度煮沸してから、清潔なガラス瓶に入れて保存します。ガラス瓶も事前にしっかり煮沸消毒しておいて下さいね。
何も入れずに使いたい場合は、冷ましたものをすぐにへちま水として使うことが出来ます。何も入れていないへちま水は、できれば冷蔵庫で保管しましょう。より持ちを良くするためには次の工程に進んで下さい。
最初に用意した、グリセリン、エタノールをへちま水と混ぜます。グリセリンが多めならしっとりした化粧水に、エタノールが多めだとさっぱりした化粧水になります。好みで量を加減してみて下さい。
[/surfing_su_note_ex]へちま水の保存方法
遮光した場所で温度と湿度管理が出来ているなど、保存状態が良ければ10年もつといわれているへちま水ですから、普通に保存しても1~2年はもつようです。
湿度の高くない冷暗所で保存します。冬は冷蔵庫に入れなくても大丈夫ですが、真夏に家の中の温度が高くなる場合は冷蔵庫で保管しましょう。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]保存中に白濁することがありますが、これはへちま水の成分が沈殿したものなので、心配はいりません。またコーヒーフィルターで濾せば大丈夫です。もしも腐ってしまったら香りが変わるのでわかると思います。
無水エタノールでも一応腐敗防止にはなりますが、心配な人は天然の防腐剤があります。
[surfing_su_list_ex icon=”icon: chevron-circle-right” icon_color=”#6e5353″]- グレープフルーツシードエクストラクト(GSE)
- ローズマリーオイルエクストラクト(ROE)
というもので、手作り化粧品の店などで買うことが出来ます。
[/surfing_su_note_ex]へちま水を作るときの注意ポイント
採集したら濾して煮沸する、という簡単な手順でできるへちま水ですが、作る時にいくつか注意するポイントがあります。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]自 分でへちま水を作るときは、使う器具などをしっかりと管理し、衛生状態を保つことがとても大切です。雑菌が入ればへちま水を腐らせてしまいますし、気づか ずに腐ったものを肌につけることになってしまいます。器具は消毒してから使うなど、衛生管理をしっかりしていきましょう。
[surfing_su_list_ex icon=”icon: chevron-circle-right” icon_color=”#2650d8″]- 茎を切るハサミ
- へちま水を採集する入れ物
- へちま水を保存するビン
へちま水を採集する時、お酒の入っていた一升瓶ならそのままでも使えますが、ペットボトルなら洗ってよく乾かすことが大切です。水分が残っていると腐敗の原因になります。
へちま水のレシピでホウ酸を入れるものを見かけます。防腐剤として入れているようですが、ホウ酸は化粧品の配合禁止成分となっています。出来れば入れない方が無難でしょう。腐敗が心配であれば、天然素材の防腐剤をお使いください。
へちま水を冷蔵庫で保存する時に、清涼飲料水のペットボトルなどに入れておくと子どもが間違えて飲んでしまうことがあります。
へちま水100%なら飲んでも害はありませんが、エタノールなどを入れたものはよくありません。化粧品だとわかりやすくラベルを貼っておくなどして、誤飲を防止する工夫をしましょう。
化粧水は「化粧品」に分類されているので、勝手に売ることは出来ません。
化粧品は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(医薬品医療機器等法と略。旧薬事法のこと)によって許可なく販売することは禁じられているので、大量に作ったものをお友達に無料で分けてあげるのはいいですが、販売してはいけません。
また、フリーマーケットなどで販売するのももちろん違法です。
[/surfing_su_note_ex]へちま水にはどういった使い方があるの?
へちま水で美肌を作るために、どのようにして使うと効果的なのか、様々な使い方をご紹介しますね。
化粧水として
もちろん一番は化粧水として使うことです。朝晩、洗顔の後にたっぷり使って下さい。コットンを使うよりも、手の平で温めてなじませた方が、肌への浸透は良くなりますよ。
へちま水は保湿効果が高いものですが、それを塗っただけでは水分が蒸発してしまいます。必ず少量の油分で蓋をすることを忘れないで下さい。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”] [surfing_su_list_ex icon=”icon: angle-double-right” icon_color=”#c765d6″]- 乳液
- クリーム
- 馬油
- 植物オイル
などを薄く塗って表面を覆うことで、水分の蒸発を防ぐことが出来ます。
植物オイルは好みですが、下記のようなオイルが良いでしょう。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”] [surfing_su_list_ex icon=”icon: angle-double-right” icon_color=”#c765d6″]- ホホバオイル
- ローズヒップオイル
- アルガンオイル
- マカデミアナッツオイル
- オリーブオイル
乾燥肌、ニキビ肌にはホホバオイル、年齢肌にはローズヒップオイルがおすすめです。
パックにも使える
保湿効果の高いへちま水をスペシャルケアにも使っていきましょう。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”] [surfing_su_list_ex icon=”icon: check-square” icon_color=”#97bced”]- シートパックに染み込ませてパック
- コットンでローションパック
時間があればもちろん毎日やってもOKです。
ボディーローションとして
顔に使えるものは身体にも使えます。お風呂上がりに、ひじやひざ、かかとなどかさつき、ごわつきが気になるところに塗り込んで下さい。だんだん肌がやわらかかくなってきます。
入浴剤として
へちま水はお風呂に入れて入浴剤として使うことも出来ます。湯船にコップ1杯程度のへちま水を入れましょう。化粧水を丸々1本入れるような感じなので、ちょっと贅沢ですが、お肌が荒れやすい人は全身の保湿が出来ますよ。
使用上の注意
美肌効果の高いへちま水ですが、使う上では注意が必要なこともあります。以下のポイントを守って、安全に使って下さい。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]天然100%=安全ではありません。天然の成分だからこそ、人によっては刺激にあってしまうこともあるのです。初めての化粧品を使うときは必ずパッチテストをしましょう。
パッチテストとは、腕の内側など皮膚の柔らかい部分に化粧品を塗って12〜24時間放置して赤みやかぶれなど炎症が起きないかどうか確かめるものです。
手作りだからこそ、肌トラブルが起きないようにパッチテストをしてから使用するようにして下さい。
敏感肌、アレルギー肌の人も使えるほど優しいへちま水ですが、どんなにいいものでも体質に合わない場合があります。あまり多くはありませんが、へちまアレルギーの人もいますから、その場合は当然使えませんね。
かゆみ、赤み、かぶれなどの症状が出たらすぐに使用を中止して、症状が治まらない場合は皮膚科を受診しましょう。
[/surfing_su_note_ex]まとめ
日本人が古くから使ってきたへちま水、素晴らしい美容効果ですね。塗って良し、飲んで良し、自分で作れば何が入っているわかる安心感があります。
ずっと使い続けられてきたのにはそれなりの理由があります。日本人がずっと使い続けてきたということは、日本人の肌に合っているということですし、海外ブランドの化粧品を使っても肌の状態が改善されなかった人は、へちま水でシンプルスキンケアにしてみてはいかがでしょうか。
へちま水を使い続けて、トラブル知らずの健康な肌を手に入れませんか?