目が開けづらい、ショボショボする、まぶしい、目が乾く。初期症状はドライアイに似ている眼瞼痙攣。
でも病気が進行してくると次第に目を開けていることが困難になり、日常生活に大きな支障が出ることも。
また、適切な診断を下せる眼科医が少ない、根本的な治療法が確立していない、自然治癒はしない…といったことなども、眼瞼痙攣の患者さんを悩ませます。
そのため、長年眼瞼痙攣の闘病生活を送っていると、精神的に参ってしまう人も多いと聞きます。
もし、これを読んでいるあなたが眼瞼痙攣で悩んでいるなら…ぜひ、同じ境遇で頑張っている人のブログを覗いてみてください。
いろいろな治療法の詳細や症状の様子、そして精神的な面など、学べる点や共感できる点がきっとあるはずです。
“同じ眼瞼痙攣を患っている人が、ブログを見て1人でも元気になってくれれば”といった思いから、ブログをスタートされています。
初期症状やボトックス注射などについても詳しく書かれています。ボトックス注射と漢方で約3年治療を進めていましたが、途中から薬の服用も。
薬剤服用に関してブログ読者から多くの質問が寄せられていますが、それに対しても丁寧に回答されています。
薬の服用を考えている人にとっては、とても参考になるのではないでしょうか。
この方は、最初は目がショボショボしているような違和感を感じ、目の疲れかな?と思っていたそうです。
ところが次第に目が開かなくなり、仕事や日常生活にも大きな影響が出る程に。その心理的なストレスから、抑うつ状態になってしまいました。
ボトックス注射を何回か打つものの、次第にあまり効果がなくなってしまい、自殺願望にかられることも。
手術、会社を2か月休んでの気功の治療、再度のボトックス注射など、治療に励まれています。眼瞼痙攣という病気が、いかに精神的に辛いのかがよく分かるブログです。
この方は、眼瞼下垂と眼瞼痙攣と診断され、3度の手術をされています。ボトックス注射について、手術の様子や症状についてなど詳しく書かれています。
また、目の状態写真もかなりの枚数載せられています。症状は必ずしも改善に至らず、ネガティブな感情に心が支配されることもある…と吐露されています。
ですが、本来前向きで向上心のある方。その考え方にはとても励まされるものがあるのではないでしょうか。
この方は、針治療とボトックス注射を併用されていましたが効果が持続せず、手術も受けられています。ブログには手術直後や 抜糸後の写真も。
術後の経過も詳しく書かれているので、手術を検討している方にもおすすめのブログです。
また、ご自身が納得のできるような先生・治療法に出会うため、病院を変えたり治療法を調べたり、積極的に治療に取り組まれています。タイトルにもあるように、観劇に関する記事も多数。
ブログスタート時に高校3年生という、若い方のブログです。元々は逆さまつげの手術、その後眼瞼下垂の手術も経験されています。
その治療の中で眼瞼痙攣が発覚。手術をするも、改善された部分もあり、体調的にかなり悪化してしまった部分もあり…と、一進一退の様子がうかがえます。
病気のため進学や就職ができず、周囲の同じ年代の人の充実した生活と自身の闘病生活との差に落胆。かなり精神的に参ってしまっている時期も。思わず応援したくなるブログです。
発症時の様子など、時系列で詳しく書いていらっしゃいます。その時その時感じたことを[気持ち・気分]という欄に書かれているので、心の動きという面でも参考になるのではないでしょうか。
もともとうつ病などで心療内科にかかっていたというこの方。抗うつ薬や抗不安薬などを長い間服用していると、眼瞼痙攣になってしまうことがあるようで、自分はこれに当たるのかな…と分析されています。
ボトックス注射で治療を開始されています。
かなり長く続けていらっしゃるブログ。そのため内容は眼瞼痙攣だけではなく、他の病気や猫のこと、様々な社会のことなど、多岐に渡ります。
ブログ内の「眼瞼痙攣治療日記」というカテゴリーを選択すると、眼瞼痙攣の治療に関する記事をまとめて読むことができます。
星状神経ブロックの注射を頻繁に打ち、かなり症状を抑えていましたが、症状が再発。その後ボトックス注射の治療もされ、効果を実感されたようです。
もともと眼瞼下垂の手術を受けられ、その後眼瞼痙攣の診断をされたという方。漢方で治療するも効果を感じられず、ボトックス注射を数か月単位で打ち、日々を過ごしていらしゃいます。
眼瞼痙攣のことだけでなく、統合失調症の治療、ダイエットのことなど、健康面でのいろいろなことをブログに書かれれています。
この方は、レーシック手術を受けた後、様々な目の不調に襲われています。ドライアイ、角膜神経痛、過矯正などなど…。この不調の一つとして、眼瞼痙攣と診断されました。
眼瞼痙攣とレーシック手術の関連は明らかにはなってはいませんが、総合的な目の不調や激痛は、レーシック手術をしたその日から絶え間なくこの方を襲っていると言います。
ちなみに眼瞼痙攣に関しては、ボトックス注射で治療をされています。
元々、視力は悪いながらも健康な目だったのに、「レーシック手術をしたばっかり」にという精神的な苦しみもブログに書かれています。
レーシック手術の後遺症に苦しむ方々との交流会を持ったり、レーシック後遺症の集団訴訟もされるなど、様々な活動をされています。
まとめ
日本には10万人以上の眼瞼痙攣の患者さんがいるそうです。でも、把握されているのはそのうちの10分の1程度だという話も。そのほとんどは、ドライアイや眼精疲労だと誤診されていると言います。
また、眼瞼痙攣だと診断がつかず病院を転々とした結果、精神的に疲弊してしまい、ひきこもりになるケースも多くあるそうです。
今現在、闘病している方はもちろんのこと、ドライアイが治らない・目の調子がずっとおかしい、といった方も、ブログを見てみると改善の糸口をつかめるかもしれません。