そろそろ夏も終わりに近づき、食欲の秋がすぐ目の前です。夏はキンキンに冷えたビールが手放せなかったのではないでしょうか?
秋は秋でおいしい食べ物にお酒が手放せません。そんなお酒のおつまみの定番として、日本では枝豆があります。実はこの枝豆、体にうれしい栄養や効果がある食べ物って知ってましたか?今、海外ではおつまみとしてはもちろん、ヘルシーフードとして注目されているのはご存知でしょうか?
アメリカの歌手でR&Bの女王とも称賛されているビヨンセも”EDAMAME(枝豆)”をダイエット時に取り入れていました。
今回は、日本で昔から親しまれ、食されている枝豆の実はあまり知られていない栄養と効果をアメリカ・ニューヨークでレストランを構えるシェフ考案の枝豆を使った簡単レシピと一緒に紹介します。
“枝豆”とは
枝豆は日本ではおなじみの食材で、居酒屋でも必ずといっていいほどメニューにある、定番の1品です。枝豆をおいしいからというだけで食べている方が多いと思います。
実はこの枝豆、魅力的な栄養や健康への効果がある食材ということをご存知でしょうか?枝豆の知られざる栄養成分、その健康への効果を解説していきます。
魅力的な枝豆の栄養成分
枝豆にはどんな栄養成分が含まれているかご存知でしょうか?
枝豆の栄養成分の特徴として、たんぱく質、鉄分、カルシウムが豊富です。加えて、大豆の成分として聞かれた事もあるのではないかと思いますが、イソフラボンもたっぷりと含有されています。
枝豆に含まれるたんぱく質はベジタリアンや野菜中心のダイエットをする人にとって積極的にとりたい栄養成分です。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]豆に含まれるマグネシウム、カルシウムはPMSの症状を軽減し、血糖値の調節、偏頭痛を防ぐ効果も期待されています。そしてイソフラボンは骨粗しょう症のリスクを下げる効果があります。
ま た、枝豆はグルテンフリー、低カロリー、そしてコレステロール0という特徴もあります。グルテンとは小麦粉などに多く含まれるたんぱく質のことです。
この グルテンのアレルギーを持つ人がおり、そういった人はグルテンフリーの食材を食さなければいけません。また、グルテンの摂取を少なくする”低糖質ダイエッ ト”でも積極的にグルテンフリーの食材が食べられています。
[/surfing_su_note_ex]枝豆のうれしい健康への7つの効果
上記で枝豆の栄養成分に関して紹介しました。では、実際に枝豆を食べることによって期待できる健康への効果を7つ紹介します。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]大豆を多く摂取する人は加齢に伴う脳疾患の発生率が低くなるといわれています。
動物性たんぱく質を摂取する代わりに、枝豆に含まれる植物性たんぱく質を摂取することにより、コレステロールの数値を下げる効果等心疾患のリスクを下げるといわれています。
枝豆に含まれるイソフラボンは癌の発症、増殖を抑制することに関係しています。1日に10mgの大豆を摂取すると乳癌再発を25%軽減することができるといわれています。
枝豆に含まれるイソフラボンの効果として自律神経の調子を整えるという点があります。さらに、枝豆(大豆)にはセロトニンを生成するのに必要なアミノ酸「トリプトファン」が含まれており、これは私たちの体内では作れないアミノ酸です。
トリプファンが増えるとセロトニンも増えます。セロトニンは脳の神経の伝達をスムーズにし、それにより精神も安定することにつながります。
枝豆(大豆)にはトリプシンという成分が含まれています。トリプシンは膵臓の消化酵素を阻害する物質でもありますが、膵臓を鍛える働きもあります。膵臓はインシュリンを分泌する臓器なので、膵臓の機能が高まることによって糖尿病の治療や予防に役立つと考えられています。
ハーバード大学医学部の研究で植物から鉄分を多く摂取すると不妊治療に良いという結果があります。そして枝豆には葉酸も含まれており、1日1カップ(約200g)の枝豆を摂取すると1日に必要な葉酸摂取量の121%が取れるといわれています。
枝豆に含まれているイソフラボンは骨密度の低下を予防し、閉経時の骨密度を増やす働きがあると知られています。
[/surfing_su_note_ex] [surfing_su_box_ex title=”アメリカのセレブも注目、EDAMAMEの美容効果” box_color=”#e188db” radius=”4″]アメリカでは枝豆のことを”EDAMAME”と直訳されています。R&Bの女王、Queen Bとも呼ばれるアメリカの有名歌手、ビヨンセ。素晴らしい歌唱力は去ることなかれ、現在(2016年)35歳の彼女は今もなお、抜群のプロポーションを維 持し世界中のファンを魅了し続けています。
そんな彼女は様々なダイエットを実践していることも知られています。中にはレモネードだけ飲んで 過ごすダイエットなど話題を呼んだものも。そんな彼女もEDAMAMEの美容効果やダイエット効果に注目し、出産後の過酷なダイエットをした時に間食とし てEDAMAMEを食していたという話があります。
低カロリーで良質なたんぱく質が取れるので腹持ちも良く、ダイエット時の小腹がすいた時にはもってこいの食材なのです。ちなみに、この時、ビヨンセは約22キロの減量に成功しています。
[/surfing_su_box_ex]NYのシェフによるEDAMAMEのGuacamoleレシピ
日本では枝豆の食仕方としては塩ゆでしてそのまま食べるのが主流ですね?一番シンプルでおいしいのですが、いつもだべていると飽きてくるものです。今回はNYでレストランを構えるシェフ考案のEDAMAMEのGuacamoleレシピを紹介します。
Guacamoleとはメキシコの食べ物で本来はアボカドをほかの材料と一緒につぶしてペースト状にしてチップスにつけて食べるものです。それをアボカドの代わりに枝豆を代用した簡単でおいしいレシピです。お酒のつまみに塩ゆでした枝豆の代わりにちょっとおしゃれな枝豆の逸品を作ってみてはいかがでしょうか?
材料
冷凍枝豆 800g(皮なしの重さ)、オリーブオイル 80ml、お湯 60ml、小さい レッドオニオン 1個、赤パプリカ 200g、黄パプリカ 200g、ライム果汁(レモンでもok) テーブルスプーン2杯、ハラペーニョ 少々、エクス トラバージンオリーブオイル ティースプーン1杯、細かく刻んだパクチー テーブルスプーン2杯、細かく刻んだパセリ テーブルスプーン2杯、塩 ティー スプーン1杯、コショウ ティースプーン1/2杯
作り方
- 枝豆600g、オリーブオイル:80ml、お湯をフードプロセッサーにかけ、ピューレ状にします。
- 黄パプリカ、ローストした赤パプリカ、残りの200gの枝豆を細かく刻み、ライム果汁ハラペーニョ、オリーブオイル:ティースプーン1杯、パクチー、パセリ、塩、コショウと和えます。
- 2で作ったものを1で作ったピューレと混ぜてできあがり!
まとめ
枝豆の素晴らしい栄養価を解説しましたが、いかがでしたでしょうか?海外でもそのヘルシーでおいしい枝豆が人気になりつつあります。海外の日本食レストランでは枝豆はラーメン、すしのメニューに並び、定番メニューになりつつあります。
今回紹介した海外の枝豆レシピなどのように様々なアレンジレシピで女性にうれしい栄養が詰まった枝豆をもっと楽しめるといいですね。