ダイエットをしているので元気が出ない、うつになりやすい、疲れやすく、スタミナが無くなったような気がする?と痩せるために健康を損ねている皆さんには必見です。本当に必要なことを私たちは生活の中で見逃している可能性があります。
実は、従来のダイエット方法は私たちが必要な栄養に則っておらず、知らず知らずに大切な体内の健康まで奪っていってしまったのでした。ここでは従来のダイエット方法ではなぜ上手くいかなかったのかその理由と、痩せながらエネルギー満タン・健康になれる8つの栄養法則を紹介いたします。
従来のダイエット方法
本来、減量するためにはローラーコースターのような急激な変化や行動は必要ありません!例えば、減量する2週間や1か月の間は激しい運動を行ったり極限まで食事の節制をするなど、今までの生活とは全く違ったことを急にやりだすことが多いのが従来のダイエット法でした。
実際にその方法でも減量できるのですが、結局ローラーコースターのような急激な生活の変化についていけずダイエットを途中で挫折してしまったり、ダイエットは成功して減量ができてもそれを維持することができずにリバウンドしてしまう人が多いです。
そこで、提案されたのが、「毎日の生活の中で習慣化でき、かつ健康に利益のある方法」です。
成果を重視する傾向
栄養という観念はダイエットの中でこれまであまり重要視されてきませんでした。もちろんそれが大切なのは当たり前なのですが、ダイエットで利益を得ている会社などは、自分たちの会社の利益を優先させるために敢えて見逃してきたと言っても過言でありません。
そのため、栄養ということに重点を置かず、ひたすらカロリーの節制と体を動かすことを主眼に置きダイエットを行ってまいりました。
食事カロリーの節制と運動は減量には大切な要素です。しかし、栄養法則を見逃していたために結局リバウンドや失敗ばかりして減量や健康自体をあきらめてしまう人も多くなっていることお確かです。そこで、ここでは8つの私たちが大切にしなくてはいけない栄養法則をその理由とともに紹介します。
元気になってダイエットを行う為の8つの栄養法則
外見の美しさよりも内臓の健康が大切
プールやビーチで美しい体を他の人に見せるのは誰でも永遠の憧れです。しかし、そのために絶食や過酷なジムエクササイズなどを行うことは、本当に健康のためになっているとは思えません。
では、本当の健康とはどのようなことをいうのでしょうか?以下の5つを見てください。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 健康≠外見の細さ
- 健康=長寿
- 外見の細さより体内機能の正常化を重視
- 健康プランとは、栄養バランスを考えることである
- 最終的には内臓の健康が外見にも反映されてくる
そのためには、従来のダイエットのように何かを単独に食べたり、比重を大きくするのではなく、必要な各栄養源を満遍なく取れるようなダイエットプラン(食事プラン)を建てることです。
目的のために賢く食べる
あなたは1年中考えなしに食べ物を食べていませんか?あなたが食べるものはすなわちあなた自身になるのです。そのため、あなたの健康や美容の目的のために賢く食べることが大切です。賢く食べるためには、以下の3つを守りましょう
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]体に優しい=胃にもたれない食べ物です。例えば、揚げたベーコンと蒸した野菜ならばどちらが胃にもたれないでしょうか?極端な例ですが、蒸した野菜のほうが断然体に優しい食べ物です。
霜降りと赤身の牛ステーキでしたら皆さんはどちらを選びますか?たまに食べるのであればやはり霜降りが食べたいところですが、ここは敢えて脂肪が少なくビタミンやミネラル豊富な赤身を選んでください。
いつも食べ過ぎてしまう人は、まず腹八分目で食事を止める習慣をつけましょう。でも、どこが腹八分目か分からない!または自分の腹八分目の量が多かったらどうしよう。という人には、目安にするにはいい例えがあります。ちなみにこれは減量をしたい時の目安なので、太りたい人はこの目安の2倍にしてください。
- 白米は自分の片手に乗る量
- 野菜は(グリーンベジタブル)両手に乗る量
- おかずは全てが片手に乗る量
これらを目安に腹八分目の感覚を掴んでいってください。でも、目一杯詰め放題のように乗せてはだめですよ!ふつうに乗せた場合です。
[/surfing_su_note_ex]緑色の野菜を毎日食べる
小松菜、レタス、キャベツ、ホウレンソウなどは組み合わせの種類を変えて毎日食べるようにしてください。野菜はあまり好きでないという方もいらっしゃるかもしれませんが、最低5か月以上緑の野菜を毎日食べれば、日ごろ気にしない微量な栄養素が少しずつでも取れます。緑色の野菜を食べる理由は5つあります。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 天然の抗酸化物質(クロロフィルやポリフェノールなど)を取れる
- 繊維が余分な炭水化物と脂肪を吸収する
- カロリーが低い(ドレッシングは入れない)
- 水分も取り込めるので便秘解消
- 食事に満腹感がでる
抗酸化物質とは、体の老化=酸化現象の原因である活性酸素をできにくくし、できてしまってもそれを抑えてくれる働きがあります。
プロテインを毎食取るよう心掛ける
プロテイン(タンパク質)は私たちの体内に大変役に立つ物質であり、「栄養のスーパーヒーロー」と呼ばれています。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 代謝をスムーズにさせる:冷え性や痩せにくい体質を改善してくれます
- 血圧もさげる
- 新しい筋肉や強い骨を作り出す
- 空腹ホルモンのグレリンレベルを低下させ満腹を感じさせる
- ストレスの低下
そのため、一日少なくとも50g以上は一日の内で取りたいですよね。(成人女子推奨量)そこで、おすすめの食品はこの5つです(100g中に含まれているタンパク質を表しています)。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- しらす干し:5g
- 本マグロ赤身:26.4g
- いわし(丸干し):4g
- たらこ(焼き):28.3g
- 高野豆腐:4g
基礎食品を決め、食べるようにする
マーク・ザッカバーグやスティーブ・ジョブズなど多くの偉業を成し遂げた社長たちは、多くの決定や決断の方にエネルギーを注がなくてはいけないため、毎日洋服など同じ物を着るなどして自分の心に余裕を持たせ安定を図っていると言われています(または、他の人に安定感を示すためともいわれています)。
これは、栄養的にも同じことがいえます。同じ食品を1週間を通して食べることによってあなたの体も精神も安定してしていきます。
例えば、下記のような体に良い基礎食品を決めたら、その基礎食品を1週間取ることにより、体に健康な食事を覚え込ませしみこませます。それにより、体が体に良い食品を覚え悪い食品は無意識的に排除できるようになってきます。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 玄米
- 魚
- グリーンベジタブル(緑色の野菜)
迷ったら「なぜ食べたいの?」と自問自答が大切
辛い仕事や人間関係によって溜まったストレスを発散する為に、「今日はトコトン飲んでやるぞ 」というように、ついつい暴飲暴食に走りがちです。ただこのような行為は減量の一番妨げになります。
(例)嫌なことがあった、むしゃくしゃするので外食をすることに… [surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]1.食べるものについて3つの論理的な理由があるか考える
体に良い、繊維質が豊富、体に優しいなど
2.どうしても濃い味や脂っこい食べ物を食べたいときは自問自答する
「今の時間食べて大丈夫か?」
「この量は一人で食べるには多くないか」
「どうしても食べたいのか?食べた後の体調は大丈夫か」
[/surfing_su_note_ex]これを習慣化すれば、感情的になっていても徐々に体に良い食べ物を無意識的に選択するようになってきます。
チートデイ(自分を甘やかす日)を設ける
あなたの好きな食べ物はなんですか?焼肉、ショートケーキ、チョコレート、インスタント食品など様々な食品が頭に浮かび上がるはずです。チートデイで気を付けることはこちらです。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 前回のチートデイから最低2週間空ける
- 一日何を食べてもよい
- カロリーや体に悪いなど一切考えない(中途半端にやると失敗して戻れなくなります)
- 次の日はチートデイの食べ物が残っていても食べないで通常の食事に戻る
これらを気を付けていると、チートデイが励みにもなりますし、あまりストレスを感じることなくそれ以外の日を過ごせます。
食事を楽しむ
食事メニューの中に自分の嫌いな食べ物が含まれている場合には、それを続けて食べなくてはいけないという意識のストレスの方が体に有害です。そこで、嫌な食べ物があるときには、下記のような対策をして乗り越えましょう。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 代替品を食べる(チーズ→豆腐)
- サプリメントで補足する
- 嫌いな食べ物は避ける
2005年に発表された「食の行動」によると、嫌いな物を我慢して食べている人たちのグループの方が好きなものを食べている人たちよりも、同じカロリーなのにBMI(体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m))は高くなっている結果が出ました。
そのため、我慢して嫌いなものを食べず、楽しく食べられる食べ物を食べてください。
まとめ
ダイエットをしたためにスタミナがなくなったり、健康を害したりした人たちは栄養のバランスがよくありません。従来のダイエットは食の節制と消費を重視して栄養はおろそかにしていました。
今回ご紹介した8つの栄養法則を参考に、ぜひ従来のダイエットとの違いや食事の大切さについて知り、内側から綺麗になって頂ければと思います。