9月6日放送の「腸を知って身体のお悩み解決SP」にて紹介された“ココナッツヨーグルトドリンク”が話題になっています。
ココナッツヨーグルトドリンクは、健康促進効果が期待できるココナッツオイルと同様の成分を含み、ドリンクの材料としても扱いやすい“ココナッツミルク”使った美容ドリンクです。
番組では簡単なレシピの紹介だったため、ヨーグルトはどれを使えばいいの?ヤクルトでも代用できる?作り置きは可能?など、疑問な点がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はココナッツヨーグルトドリンクの作り方、飲み方、保存方法、期待できる効果のほか、代用食品なども詳しくご紹介します。
ココナッツヨーグルトドリンクの作り方は?
ここでは、ココナッツヨーグルトドリンクの作り方と、コツ・ポイント、代用できる食品などをご紹介します。
ココナッツヨーグルトドリンクのレシピ
材料
- ココナッツミルク缶
- ヨーグルト
作り方
ココナッツミルク100g、ヨーグルト200gをシェイカーなどで混ぜ合わせて完成です。
保存法
保存料の使われていないココナッツミルクは傷みやすいため、夏場などは冷蔵保存でも1~2日で変質してしまう可能性があります。
別の容器に移し替えるだけでも菌が入り、傷みが早まる原因になるため、ココナッツヨーグルトドリンクの作り置きはせず、飲む都度作るのが理想です。
[/surfing_su_note_ex]ココナッツミルクの保存方法
ココナッツミルクは、缶入りや紙パックタイプなどが主に販売されています。さきほども書かせて頂いたとおり、保存料が使われていない事から、日持ちがせず3日以上経過したものは、使わない方がよいでしょう。
特に注意したいのは、缶入りのタイプで、缶のまま冷蔵庫に保存してしまうと、缶の腐食によってスズが溶出し、成分が変わってしまう恐れがありますので、必ず別の密封できる容器やジップロック(閉じる際にしっかりと空気を抜く)などに移してから冷蔵保存するようにしてください。
ココナッツミルクは冷凍保存が可能です。製氷皿やジップロックに小分けし、冷凍庫で保存します。
上記の8個作れる製氷皿はダイソーで購入したものですが、こぼれないように蓋が付いていて、1個が約50ml入るので使いやすいですね。
解凍する場合は室温での自然解凍、電子レンジでの解凍(ココナッツミルクに含まれる中鎖脂肪酸やビタミンEは熱に強いため)、どちらでもOKです。
また朝使う場合は、季節によって異なりますが、前日の夜に冷蔵庫に移しておけば、朝には解凍されています。(毎日使う場合は時間調整してみてください)
冷凍したココナッツミルクは1ヶ月を目安に使い切りましょう。
[/surfing_su_note_ex]ココナッツヨーグルトを作る際のコツ・ポイント
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]ココナッツミルクの固形化した部分は冷え固まったオイルです。振り混ぜても溶けない場合や、舌触りが気になる場合には、ヨーグルトを入れる前に火にかけると、液状化してなめらかになります。
その場合は、40度以上になると乳酸菌が死んでしまいますので、ココナッツミルクを40度以下まで冷ましてから、ヨーグルトを加えるようにしましょう。
ペットボトル入りのココナッツミルク飲料は調味されていたり、ココナッツミルクの濃度が低い可能性があります。
ココナッツヨーグルトドリンクに使うココナッツミルクは、缶詰か、冷凍のものを選ぶようにしましょう。
ココナッツヨーグルトドリンクは、ココナッツの有効成分と乳酸菌を同時に摂ることを目的としたドリンクです。
使用するヨーグルトは、一般的な固形のものでも、飲むヨーグルトなどの液状のものでもどちらでも構いません。
同様の効果が期待できる食品
ココナッツミルクの代用食品
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]ココナッツミルクを乾燥させたもので、パウダーの重さの2~3倍のお湯に溶かして使用します。粉状のため、ココナッツミルクに比べて長期的な保存が可能です。
ココナッツヨーグルトドリンクに使用する際は、ココナッツミルクパウダー25~30gを50mlのお湯で溶くと、およそ100mlのココナッツミルクが出来上がります。製品により使用量に違いがありますので、パッケージを確認してください。
安定剤として乳由来のカゼインナトリウムが添加されている商品もありますので、乳製品にアレルギーのある方は注意が必要です。
ココナッツミルクと同じく、ココヤシ果実の胚乳から製造されるため、ココナッツミルクと同様の有効成分を含んでいます。
ココナッツオイルを常用している場合には、ヨーグルトを食事に取り入れるだけでも、同様の効果が期待できます。摂取目安量は一日あたり大さじ2杯です。
ヨーグルトの代用食品
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- 乳酸菌飲料(ヤクルトなど)
- 乳酸菌サプリメント
ヨーグルトの有効成分である乳酸菌を含む食品であれば代用が可能です。飲みやすさを考慮して、ドリンクには使用せず、ココナッツミルクやココナッツオイルとは別に摂取するとよいでしょう。
ココナッツヨーグルトドリンクの飲み方は?
ここではココナッツヨーグルトドリンクの飲み方、飲むタイミングや期間の目安、ココナッツヨーグルトドリンク一食分のカロリーの目安などをご紹介します。
一日の摂取目安量
ココナッツヨーグルトドリンクの摂取目安量は、1日1杯(300g)です。毎日継続して摂るようにしましょう。
ココナッツミルクはココナッツオイルと同じく、多量に摂るとお腹がゆるくなる可能性があります。過剰摂取にならないよう、一日の摂取目安量を守りましょう。
カロリー
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]- ココナッツミルク(100g):約150kcal
- プレーンヨーグルト(200g):120~140kcal
ココナッツヨーグルトドリンクの一食分のカロリーは300kcal程度です。
飲むヨーグルトや加糖ヨーグルトも低カロリー甘味料を使った製品が多く、プレーンヨーグルトとほぼ同程度のカロリーです。プレーンヨーグルトでは甘みが足りない場合には、飲むヨーグルトや加糖ヨーグルトを使用してもよいでしょう。
飲むタイミング
時間は何時でも構いませんが、カロリーが気になる場合には、代謝の良い“朝~午後3時”までの時間帯がおすすめです。
飲み続ける期間
肌のターンオーバーのサイクルに合わせ1ヶ月は継続しましょう。食品ですので、それ以上の期間を継続して摂取し続けても問題ありません。
[surfing_su_box_ex title=”ココナッツヨーグルトドリンクを飲んでみた感想” box_color=”#2895ff”]プレーンヨーグルトとココナッツミルクで作って食べてみたところ、ヨーグルトとココナッツミルクの風味がマッチしているので、食べにくさなどは感じず、むしろプレーンヨーグルトのみで食べるよりも美味しいかなと思いました。
プレーンヨーグルトとココナッツミルクだけでは物足りないという方は、フルーツグラノーラなどを入れると、食感が出て美味しく食べれますし、腸内環境が気になるなら、バナナを入れたり、オリゴ糖を入れたりするのもいいかもしれません。ただし基本レシピと反しますが…。
ココナッツヨーグルトドリンクで期待できる効果は?
ここでは、番組で紹介されたココナッツヨーグルトドリンクの効果のほか、ココナッツミルクとヨーグルトをとることで期待できるその他の効果もあわせてご紹介します。
ココナッツヨーグルトドリンクは“夏老け”に効果的
夏は、強い紫外線や、偏った食生活からの腸内環境の悪化により、乾燥・シワ・たるみ・シミ・くすみなど、肌の老化がおこりやすい季節です。
ココナッツヨーグルトドリンクは、ココナッツミルクに含まれる2つの成分と、ヨーグルトに含まれる乳酸菌で夏老けを解消します。
ココナッツミルク
2種類の抗酸化成分で夏老けの原因物質を除去してくれます。
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる乳酸菌で腸内環境を整え、栄養の吸収を促し、血行を改善します。腸内環境が整うことで肌の新陳代謝・ターンオーバーが活性化され、シミ・くすみ・乾燥など肌表面のトラブルを解消します。
“夏老け”の他に期待できる効果
ココナッツミルクとヨーグルトには美肌・整腸効果の他にも、様々な健康効果が期待できます。以下に詳しくご紹介します。
ココナッツミルク
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]ヨーグルト
[surfing_su_note_ex note_color=”#ffffff”]腸の状態を正常化することで、様々な病気の原因となる悪玉菌の増殖を抑え、免疫力を高めます。
特にビフィズス菌が効果的と言われており、花粉症にも効果が期待できます。
乳酸菌は腸内でビタミンB群を合成するため、ビタミンB12不足による貧血の予防改善にも効果が期待できます。
まとめ
ココナッツヨーグルトドリンクは、ココナッツミルクに含まれる成分と、ヨーグルトに含まれる乳酸菌を同時に摂取できる食品です。継続的に摂取することで、活性酸素を除去し、肌のターンオーバーを正常に戻します。
また、ココナッツミルクはココナッツオイルと同様の成分を含むため、様々な美容健康効果も期待できます。過剰に摂りすぎるとお腹がゆるくなったり、カロリー過多になる場合がありますので、一日の摂取目安量を守りましょう。
また、ココナッツにアレルギーを持つ方もいますので、体に合わないようであれば摂取を控えましょう。