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ガッテン流秘策も!口内フローラを整える為の4つの対策法

 2016/11/29 健康
この記事は約 17 分で読めます。
口臭を気にする女性

腸内フローラというのはもしかしたら聞いたことがあるかもしれませんが、「口内フローラ」というのをご存知でしょうか?

実は口の中にも腸に負けず劣らず細菌がたくさん棲んでいるのです。この口内フローラが健康に大きな影響を与えているとして、大きな注目を集めています。

口内フローラが乱れると健康にどのような影響があるのか、また、口内フローラを健康に保つためにはどうしたら良いのか、その方法などをご紹介します。

ちなみに、2016年11月30日に放送された、ガッテン!の口内フローラ新健康術SPにて、口内フローラーを取り除く秘策についてもご紹介していますので、参考にしてみてください。

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口内フローラとは?

口内フローラ

口の中にも目に見えない細菌がたくさんいますが、その菌たちが集まって「フローラ=お花畑」を作っているというのが口内フローラです。

菌の集まり

口の中には300~700種類、なんと1000億個以上の細菌が生息しているとされています。この菌の数は口の中の衛生状態によって変わり、歯を磨く回数の少ない人ではこの何倍にも菌の数が増えます。

私たちが生まれた時には口の中に細菌はありません。それが、大人が使った箸やスプーンで食べる、大人が口を付けたものを食べるなどして、口の中に細菌が移ってくるのです。

この菌の種類や状態は人によって違いますから、口内フローラも一人一人違う、ということですね。

口内細菌の種類

口の中にいる菌の主なものは、下記のような菌になります。

  • 乳酸菌
  • 黄色ブドウ球菌
  • カンジダ菌
  • ミュータンス菌(虫歯菌)
  • ジンジバリス菌(歯周病菌)

口の中だけにしかいないものもあれば、内臓や肌にもいる菌があります。プラーク(歯垢)1mg当たり、1億~10億個以上もの細菌が存在しているといわれています。

口内フローラが乱れる原因

女性

口内フローラで大事なのは、菌の数よりもバランスです。腸内細菌と同じように、善玉菌、悪玉菌、日和見菌という3種類のグループがバランスよく共存していれば口の中の健康を保つことが出来ます。

悪玉菌が全くいない人はいません。少しくらい悪玉菌がいても全く問題はないのですが、バランスが乱れて悪玉菌が増殖してくると、歯周病など口の中の病気の原因になってしまいます。なぜこのバランスが乱れてしまうのでしょうか。

歯磨きが少ない

たいていの人は朝晩歯を磨いていると思いますが、夜疲れてうっかり歯を磨かずに寝てしまった、朝時間がなくて歯を磨かずに出かけた、ということはないでしょうか。

それを繰り返していると、食べ物のカスを養分として悪玉菌が増えていきますので、口内フローラは悪化していきます。

唾液の減少

唾液は加齢によっても減っていきますが、ストレスや口呼吸などでも減少します。口の中が乾くと悪玉菌が増殖しやすくなるので、口内細菌のバランスが乱れてしまいます。

口の中の乾燥が進むと「ドライマウス(口腔乾燥)」になり、虫歯や歯周病も進行しやすくなるので注意が必要です。

善玉菌の減少
唾液中の乳酸菌も加齢によって減少してしまい、悪玉菌が増える原因になりますから、年齢を重ねるほど意識して口内フローラを整えていく必要があるのです。
口内フローラを乱す食べ物

なんと、日本人に欠かせない「白米」が口内フローラを乱すといわれています。ご飯はブドウ糖が多く、血糖値を上げやすい食べ物の代表格。ダイエット中は控える人が多いですが、お口の健康のためにも少し控えた方が良さそうです。

このご飯のブドウ糖で歯周病菌が増殖しますし、ご飯のでんぷんは分解されると麦芽糖になるので、これも細菌のエサになるといわれています。口内フローラを乱さないためには、白米だけを食べるのではなく、雑穀を混ぜたり、玄米ご飯にすると糖質を制限することが出来ます。

食後の歯磨きが大事なのは言うまでもありません。ご飯を食べたら放置せずにしっかり歯磨きをすること!それを心掛ければ大丈夫です。

口内フローラが乱れるとどうなるの?

口に手をおく女性

では、口の中で悪玉菌が増えて口内フローラが乱れると、私たちの健康にどのような影響があるのでしょうか。実際に起こる病気やトラブルについてまとめました。

虫歯

口の中にミュータンス菌が増えると、プラーク(歯垢)に棲みついて糖質を使って酸を作り、歯のエナメル質を溶かして穴をあけます。中からカルシウムやリンが溶け出してしまいますが、これが虫歯の原因です。

口臭

口内フローラが悪化して口の中に悪玉菌が増殖すると、食べカスや歯垢を分解しながら有毒ガスを発生させます。

硫化水素、メチルメルカプタン、ジメルサルファイドとい3種類のガスが発生します。これが、生ゴミのような臭い、腐った卵のような臭いを発するようになるのでです。

歯周病

アラフォー世代になると約30%、55歳以上ではなんと50%もの人が歯周病になっているという調査結果もあります。

歯周病とは歯周病を起こす菌によって、歯茎が腫れたり赤くなったりして炎症を起こす病気です。ひどくなると「歯周ポケット」と呼ばれるものが歯と歯茎の間に出来て、歯がぐらぐらしてきます。そのまま放置すると歯が抜けてしまうこともあるので、早めに治療を開始しましょう。

三大歯周病菌

歯周病菌にはいくつか種類がありますが、以下のものが三大歯周病菌といわれるもので、歯周病患者のおよそ7割の人が感染しているといわれています。

  • ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(P.g菌)
  • トレポネーマ・デンティコーラ菌(T.g菌)
  • タンネレラ・フォーサイセンシス菌(T.f菌)

どれも「嫌気性」といわれる性質を持ち、増殖するのに酸素を必要としません。歯周ポケットなどに生息しているので、そのポケットが出来ないように、歯周病は早いうちに治療を開始することが大事なんですね。

歯周病菌で起こる病気

腸内フローラと違って口内フローラが全身の病気と関連するといわれるのは、口の中の菌が血管へ直に入っていくためです。

しかも、菌が生きていなくても、血液中にあるだけで炎症を起こす毒素を持った菌がいるのです。場合によっては命に関わる病気を引き起こすこともあるのです。

下記のような疾患と歯周病の関連がわかってきています。

  • 心筋梗塞
  • 動脈硬化
  • 大動脈瘤
  • 肺炎
  • 糖尿病
  • 関節リウマチ
  • 認知症
  • がん
  • 早産や低体重児

このように、口の中の細菌が血管内に入り込んで様々な病気を引き起こすことを「病原性菌血症」と呼んでいます。体内に入った細菌は90秒で全身を駆け巡ります。

歯周病原因菌などの刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)が出来血液の通り道は細くなります。プラークが剥がれて血の塊が出来ると、その場で血管が詰まったり血管の細いところで詰まります。

引用元:日本臨床歯周病学会

これを見ただけでも、口の中を清潔にしないとどれほど恐ろしいことが起きるかということがお分かり頂けると思います。

注意した方がよい方
下記のような方は、口の中の細菌が体の中に入り込んでいる可能性があるから要注意です。

  • 歯磨きをすると毎日出血して歯ブラシが赤い方

口内フローラを改善する方法は?

では、口内フローラを改善していくにはどうしたら良いのか、普段の暮らしの中で出来ることと、口の環境を整えるために役立つ食べ物などをご紹介します。

歯磨き

歯磨きをする女性

なんといっても歯磨きが大切です。食事の後はしっかり歯磨きをして下さい。最近では乳酸菌入りの歯磨き粉も出てきました。

口の中の健康を保つラクトバチルス・ロイテリ菌、ストレプトコッカス・サリバリウス・K12、乳酸菌LS1などが配合されたマウスケア商品が色々あるので、いつもの歯磨きに乳酸菌をプラスすることで、口内フローラを整えることが出来るでしょう。

ただ歯周病菌は、歯と歯茎の間に入り込んでいるので、なかなか取り除くことができません。

なので歯ブラシ以外に、小さな隙間にも入る歯間ブラシまたは糸ようじで歯周病菌を取り除きましょう。できれば毎日、少なくても1週間位1回は行ってください。

大事な朝の歯磨き

夜寝る前の歯磨きはもちろん時間をかけてしっかり行ってほしいですが、特に口の中の細菌の数が最も増える朝の歯磨きは重要!みなさん、朝食を食べてから歯を磨いていませんか?

朝の歯磨きは起きたらすぐに行いましょう。寝ている間は唾液の分泌量が減っています。ですから、夜の間に口内細菌は爆発的に増えているわけです。

菌の増加に伴って、毒素も増えています。朝口がねばついたり、におったりするのは菌と毒素のせいなんですね。

口内フローラを整えるためにも起きたらまずは磨き、もし時間がなければ、うがいだけでも構わないので、口の中の細菌を洗い流すようにして下さい。温活がいいと思って、起きてすぐ白湯などを飲むのは、口の中の菌をそのまま胃に運んでしまいます。

唾液を出す

口の中を清潔に保ち、悪玉菌を増殖させないためには、殺菌力のある唾液を増やすこと!歯を磨く時間がないときでも、唾液を出すだけで口内フローラの状態はずいぶん改善されます。

口すぼめ体操

いつでもどこでも出来る、簡単な口すぼめ体操です。

  1. 口をすぼめて舌を上の歯茎に当てて口を閉じます。
  2. その状態から、上下の歯茎をなぞるようにして数周舌を回して下さい。
  3. 左右それぞれ10~15回やると効果的です。

▼▼詳しいやり方は動画で確認!▼▼

この体操ですが、普通に口を閉じて舌を回すだけでも、唾液が出やすくなるだけでなく表情筋を鍛えてほうれい線を予防する効果もあるんです。

顔の歪みも取ってくれて、顎がガクガク鳴る人にもおすすめ。一石何鳥もある効果的な体操なので、ぜひ毎日やってみて下さい。

パタカラ体操

パタカラ体操

唾液の分泌を促進して、口の中の筋肉を強化する運動です。やり方は簡単!「パ」「タ」「カ」「ラ」と大きく発音するだけです。

唇をしっかり閉じたり、舌を動かしたりする運動なので、口全体の筋肉を鍛えられるとともに、たくさん動かすことで唾液の量が増えて口の中の雑菌を洗い流してくれます。

発音がはっきりしたり、表情も豊かになるなどの効果もあるので、これも毎日やってみて下さい。

鼻呼吸を心がける

目をつぶっている女性

口呼吸をすると口の中が乾燥しやすくなり、唾液が減って雑菌の働きが活発になってしまいます。起きているときはもちろん、寝ている間も口呼吸にならないように気をつけましょう。

風邪を引いて鼻が詰まっているときはマスクをする、寝ている時に口呼吸になる人は、鼻孔を広げるテープなどを使って鼻で呼吸するように心がけて下さい。

スマホを控える

スマホを見ているときって、ずっと下を向いていますよね。下を向いて顎を圧迫した姿勢は、唾液腺の出口も圧迫してしまうので、唾液が出づらくなるそうです。

スマホを見るなら下を向かずに正面で見るなどの工夫が必要でしょう。スマホの見過ぎは肩こりや顔のたるみ、電磁波など、様々な悪影響の方が多いので、少し控えた方がいいかもしれませんね。

温めのお風呂に入ってリラックス

お風呂に入る女性

熱いお風呂(41〜43度くらい)に入ると自律神経の交感神経が刺激されて、身体が戦闘態勢になってしまいます。

リラックスするときは38〜40度くらいの温めのお湯に入りましょう。ぬるめのお風呂は副交感神経を優位にするのでリラックスできるのです。

唾液腺のマッサージ

横顔

口の中が乾いているかなと思ったら唾液腺を刺激して唾液の分泌を促進しましょう。

  • 耳下腺(じかせん。耳の前当たり)
  • 顎下腺(がっかせん。下あごのラインの内側)
  • 舌下線(ぜっかせん。舌の真下当たりにある)

この3カ所をマッサージすると唾液がよく出るようになります。

食事中に水分を飲み過ぎない
よく噛んで食べれば唾液がしっかり出るようになります。ところが、食事中に水やお茶ばかり飲んでいると唾液の出が悪くなります。食べたものを水で流し込まないように、よく噛んで食べて下さい。

悪玉菌を抑える食べ物や飲み物

毎日食べたり飲んだりしているものをちょっと変えるだけで、口の中の善玉菌を増やして口内フローラを健康にするのに役立つものがあります。

ヨーグルト

ヨーグルト

乳酸菌といえばヨーグルトですね。お腹の調子を整えるだけでなく、口内フローラを整えるのにも役に立つんです。ただし、腸の中と同じで、体内に持っている乳酸菌には種類があり、どんな乳酸菌でも効果があるかというとそうではないんですね。

たとえば便秘の改善にヨーグルトをたくさん食べているのに一向に効果が出ない、という人は乳酸菌の種類が体質と合っていない可能性があります。

口の中も同じなので、色々な種類のヨーグルトを試してみるといいでしょう。口の中の粘つきや臭いが減ってきたなど、口内フローラが改善されたかな?と思えるような効果を感じられるヨーグルトを探してみて下さい。

緑茶

緑茶のカテキンには強力な殺菌作用があり、黄色ブドウ球菌などの悪玉菌の細胞膜を破壊して、殺してしまうというありがたい働きがあります。

腸炎ビブリオ菌やO-157など食中毒の原因になる菌にも強いので、普段から緑茶を飲んだり、緑茶でうがいをするのもオススメです。

ちなみに2016年11月30日に放送された、ガッテン!の口内フローラ新健康術SPにて、口内フローラーを取り除く秘策として、緑茶が一番効果が高いということを言ってました。

特におすすめなのが緑茶うがいということで、そのやり方についてご紹介します。

緑茶うがいのやり方

100mlの水かぬるま湯に対して、スプーン山盛り1杯の粉末緑茶を加えてしっかりとかき混ぜる。

緑茶うがいは、就寝前に行うのがベストで、特に歯磨きをしっかりと行った後に緑茶うがいをするのが効果的だとか。

寝る前だと緑茶のカテキンが着色するのでは?と心配になっている方もいらっしゃるかもしれませんが、緑茶のカテキンは歯に着色することはほとんどないということでした。

ココア

ココア

ココアに含まれるポリフェノールにも抗菌作用があり、歯周病に関する菌を減らすことが出来るといわれています。

ただし、砂糖がたくさん入ったミルクココアでは虫歯の原因になってしまいます。かといって、純ココアでは苦くて飲めないと思いますから、代わりにオリゴ糖など砂糖よりもカロリーが控えめで、かつ善玉菌の活動に役に立つ糖質を使いましょう。

梅干し

梅干しには抗菌作用があるので、腐敗防止にお弁当に入れたりもしますよね。口の中でも細菌を退治するのに役立つんです。

梅干しを食べると抗菌作用だけでなく、その酸っぱさで唾液の分泌も促進するので、さらに口の中がきれいになります。

糖質を控える
糖質はミュータンス菌のエサとなり、口内フローラを悪化させる原因になりますから、取り過ぎは禁物です。甘いお菓子はもちろんのこと、白米も減らして雑穀などを混ぜて食べるようにしましょう。

歯医者での治療

歯医者

自分で歯磨きをしているだけでは限界があります。虫歯の痛みなどがなくても、半年に1度くらいは口の中の健康状態を診てもらうことをオススメします。

歯垢を取ってもらう
歯垢がたまると細菌の温床になるので、定期的なケアが必要です。歯磨きだけだとどうしても歯垢を落としきることが出来ないので、数ヶ月に1度は歯医者で歯垢を取ってもらいましょう。

まとめ

まさか口の中の菌で、虫歯や歯周病以外の病気になるなんて思いもしなかったのではないでしょうか。

腸内フローラを整えることも大切ですが、口内フローラはもっと大切ですね。しかも口内フローラは、歯磨きをしたり唾液を出すことなど、日常のちょっとしたことで整えることが出来るので、腸の中よりも環境を改善することは簡単だと思います。

体の中で細菌が直に血管に入っていくのが「口」なんです。まさに「口は健康の入り口」。口の健康を保つことがこれからの健康を保つことにつながるでしょう。

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奈南有花

奈南有花

元国家公務員、今はアロマライフコンサルタント&WEBライター。オリジナルアロマブレンドを作るサービスを提供する傍ら、健康や美容、食材についての記事を執筆中です。ひとりひとりが好きなことをして自由に生きていける世の中を作りたい。そんな思いで、女性の生き方を心のあり方から考えるサポートをしています。

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